JA全農が京大iPS細胞研究と業務提携2019年10月28日
JA全農は、国立大学法人京都大学iPS細胞研究所(CiRA)との間で、iPS細胞技術の啓発と研究支援のための寄付促進を目的に、業務連携契約を締結した。
署名した業務連携契約文書を持つ、山中伸弥教授(左)と長澤豊会長
CiRAは、「iPS細胞の臨床応用」を使命とし、iPS細胞による再生医療の普及、難病の創薬、新たな医療分野の開拓を目的に研究活動を行っている。CiRAの運営には公的研究費だけでなく寄付金が重要な役割を果たしている。
認知症やパーキンソン病、視覚障害といった日常生活を制限する病気は高齢化に伴って増えており、農業従事者もその例外ではない。
このため、JA全農は、CiRAと広報活動において連携することで、寄付の促進を図り、iPS細胞を利用した医療の発展に寄与するとともに、この連携によって得た知見を活かして、食を通じた健康づくりの促進、国産農畜産物の普及・啓発にも取り組むとしている。
締結式は、10月28日に東京・大手町のJAビルで行われた。JA全農とCiRAが発表した業務提携の内容について両者は「iPS細胞技術について広く周知・啓発する活動を行うことにより研究支援のための寄付促進につながるよう、両者が連携してまいります」と語った。
また、締結式で山中伸弥教授は「日本は寄付文化が育っていないため苦労することも多々ある。今回、JA全農という大きなの組織の全体で協力していただくことになった。京都大学iPS細胞研究所は全員で600人と小さな組織だが、この業務連携を最大限に活用し、1日も早く患者さんに実用化した技術を届けたい」と決意を語った。
京都大学iPS細胞研究所では寄付を受け付けている。
資料請求は下記フリーダイヤルへ。なお、インターネットでも寄付を受け付けている。
平日8時30分?17時
0120?80?87 48 (ハシレ ヤマナカシンヤ)または「iPS基金」でインターネット検索
JA全農の役員らと記念撮影をする山中伸弥教授
重要な記事
最新の記事
-
農業構造転換へ 自民の推進委が初会合2025年9月10日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農いわてが追加払い 「市場過熱で苦渋の選択」2025年9月10日
-
「まっしぐら」3万円に 全農あおもりが概算金引き上げ 集荷競争に対応2025年9月10日
-
科学捜査研究所を捜査せよ【小松泰信・地方の眼力】2025年9月10日
-
【JA人事】JA江刺(岩手県)小川節男組合長を再任(6月25日)2025年9月10日
-
岐阜県「ひるがの高原だいこんフェア」みのるダイニング名古屋店で開催 JA全農2025年9月10日
-
愛知県産いちじく・大葉使用 学生考案の地産地消メニュー 16日から販売 JA全農2025年9月10日
-
みのりカフェ・みのる食堂三越銀座店15周年記念 国産黒毛和牛の特別メニュー提供 JA全農2025年9月10日
-
「九州銘柄茶フェア」直営飲食6店舗で10月5日まで開催中 JA全農2025年9月10日
-
乃木坂46が伝える国産食材の魅力 7週連続、毎週水曜日に動画を配信 JA全中2025年9月10日
-
本日10日は魚の日「長崎県産からすみ」など130商品を特別価格で販売 JAタウン2025年9月10日
-
バイオスティミュラントに関する自主基準を策定 日本バイオスティミュラント協議会2025年9月10日
-
長野県産希少種ぶどう「クイーンルージュ」の秋パフェ登場 銀座コージーコーナー2025年9月10日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」「くるるの杜」で 北海道の食を堪能 JAタウン2025年9月10日
-
JAわかやまAコープとエコストア協働宣言「水平リサイクル」協働を強化 エフピコ2025年9月10日
-
「野菜ソムリエサミット」9月度「青果部門」最高金賞1品など発表 日本野菜ソムリエ協会2025年9月10日
-
日本農福連携協会とスポンサー契約を締結 農業総合研究所2025年9月10日
-
鳥インフル 米ジョージア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年9月10日
-
鳥インフル デンマークからの家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月10日
-
初の海外拠点 アイルランド・ダブリンに設立 NEXTAGE2025年9月10日