集落の実態描く作品など 農政ジャーナリスト賞2014年5月19日
農政ジャーナリストの会(合瀬宏毅会長)は5月16日、第29回農業ジャーナリスト賞の受賞作品を決めた。
この賞は、平成25年1?12月の間に発表された農林水産業や食料、農山漁村などの地域問題についての優れた報道を讃えるもの。
今回は、新聞・出版8点、映像13点の計21点の応募があり、新聞・出版2点、映像4点の計6点の受賞が決まった。
福島民報社の「ベクレルの嘆き 放射線との戦い」は、福島の原発禍のなかで生産物の放射性物質低減を図ったり、消費者への理解を求めるといった苦闘する農林漁業者の姿を描いたもの。「県民紙ならではの企画」と評価された。
映像では、テレビ金沢の「賑やかな過疎?限界集落と移住者たちの7年間?」、NHK富山の「俺は犠牲者なのか?富山 兼業コメ農家の今?」など、農村集落の現状などにスポットを当てた作品が選ばれた。
表彰式は、6月9日午後4時から東京・内幸町の日本プレスセンタービルで開催される同会総会内で行われる。
◇
全受賞作品は次の通り。
▽「ベクレルの嘆き 放射線との戦い(第3部道への挑戦」福島民報社
▽「鳥獣害と闘う」日本農業新聞
▽「賑やかな過疎?限界集落と移住者たちの7年間?」テレビ金沢
▽「世界を動かしたイタリアンシェフの夢―阿蘇『世界遺産』への歩み―」熊本朝日放送
▽「俺は犠牲者なのか?富山 兼業コメ農家の今?」NHK富山放送局
▽「ガチアジア『和牛vs.WAGYU』?アジア 牛肉市場をめぐる攻防?」NHK宮崎放送局・福岡放送局
(関連記事)
・震災報道2作品など 農政ジャーナリスト賞決定(2013.05.13)
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