【決算】国内外で農薬販売伸長 日本曹達2014年5月20日
日本曹達(株)は5月13日、平成26年3月期決算を発表した。円安などを要因に増収増益となった。
売上高は前期比130億6700万円(10.2%)増の1406億4900万円、営業利益は同23億400万円(56.3%)増の63億9900万円、経常利益は同14億2200万円(17.1%)増の97億4000万円、当期純利益は同5億2900万円(10%)増の58億3300万円だった。
セグメント別では、売上高全体の3割以上を占めトップの農業化学品事業は、国内外とも増収となった。国内では、主力製品の殺虫剤「モスピラン」のほか、新規殺菌剤「ファンタジスタ」が伸びたこと、また、消費税増税前の駆け込み需要があったことなどが要因。海外では、モスピランに加え、殺菌剤「パンチョ」、同「トップジンM」、除草剤「ナブ」が伸びた。売上高は同52億8000万円(13.9%)増の433億2100万円、営業利益は同12億1100万円(64.8%%)増の30億8200万円だった。
次期の業績は売上高1460億円、営業利益69億円で増収増益、農業化学品事業についても売上高17億円増の450億円、営業利益3億円増の34億円と増収増益を見込んでいる。
(関連記事)
・【人事速報】日本曹達(4月1日付)(2014.03.10)
・ネオニコチノイド系農薬の安全性で見解(2014.01.08)
・中東欧で農薬事業強化 日本曹達(2013.12.25)
・「トップジンM」生産再開 日本曹達(2013.12.16)
・農業化学品好調で業績予想修正 日本曹達(2013.11.07)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす病にSDHI剤耐性菌が発生 北海道2025年12月25日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年12月25日 -
家庭での米消費、前年比11.7%減 マイナス幅拡大、「新米不振」裏付け 米穀機構11月調査2025年12月25日 -
米価高騰に対応、「4kgサイズの米袋」定番化 値ごろ感出し販売促進 アサヒパック2025年12月25日 -
協同組合の価値向上へ「鳥取県宣言」力強く2025年12月25日 -
【世界を診る・元外交官 東郷和彦氏】トランプ再来の嵐 自国利益に偏重2025年12月25日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】なぜ日本は食料難の経験を教科書から消したのか?2025年12月25日 -
【Jミルク脱粉在庫対策】基金初発動1.2万トン削減 なお過剰重く2025年12月25日 -
すべての都道府県で前年超え 2024年の県別農業産出額 トップは北海道2025年12月25日 -
【農と杜の独り言】第7回 祭りがつなぐ協同の精神 農と暮らしの集大成 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月25日 -
国連 10年に一度「国際協同組合年」を決議2025年12月25日 -
秋田と山形の3JAが県越え連携協定2025年12月25日 -
日本産の米・米加工品の輸出促進策を議論 「GOHANプロジェクト」で事業者が意見交換 農水省2025年12月25日 -
26年産米の農家手取り「2万5000円めざす」 暴落の予兆に抗い再生産価格を確保 JA越前たけふ2025年12月25日 -
笹の実と竹の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第370回2025年12月25日 -
茨城県で鳥インフル 97万羽殺処分へ 国内10例目2025年12月25日 -
ホットミルクと除夜の鐘 築地本願寺でホットミルクお振舞い JA全農2025年12月25日 -
JA共済アプリ・Webマイページに「チャットボット」機能を導入 JA共済連2025年12月25日 -
5県9JAの農産物・加工品を販売 第46回マルシェ開催 JA共済連2025年12月25日 -
短期プライムレートを年2.125%に引き上げ 農林中金2025年12月25日


































