うどんこ病、ハダニ類に注意 病害虫発生予報2014年11月14日
農水省は11月13日、「病害虫発生予報第9号」を出した。野菜・果実でうどんこ病、ハダニ類の発生が多くなるとして注意を呼びかけている。
【水稲】
26年産では一部の地域でイネいもち病が発生した。いもち病が発生したほ場の稲わらは次シーズンの伝染源となるため、育苗ハウスに持ち込まないよう注意を喚起している。また、ヒメトビウンカが発生したほ場では、伝染源となる再生株の速やかなすき込みと、周辺の雑草除去に努めるよう呼びかけている。
【野菜・花き】
キュウリでべと病、うどんこ病、イチゴでうどんこ病、ハダニ類の発生が多いと予想されている。早期発見と適切な防除を呼びかけている。
そのほか、発生が多い、やや多いと予測される病害は下表の通り。
【果樹・茶】
カンキツ類で、ミカンハダニの発生が多いと予想しており、園内の観察をきめ細かく行うよう注意している。
そのほか、発生が多い、やや多いと予測される病害は下表の通り。
(関連記事)
・果樹カメムシ類の飛来に注意 病害虫発生予報(2014.10.17)
・トビイロウンカ、果樹カメムシ類が多い予報(2014.09.22)
・【現場で役立つ農薬の基礎知識 2014】[12]秋冬期に発生する施設栽培トマトの病害虫防除(2014.08.25)
・26年産米1等比率77% 7月末現在(2014.08.21)
・【現場で役立つ農薬の基礎知識 2014】[11]秋冬野菜の病害虫防除(2014.08.20)
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日