うどんこ病、ハダニ類に注意 病害虫発生予報2014年11月14日
農水省は11月13日、「病害虫発生予報第9号」を出した。野菜・果実でうどんこ病、ハダニ類の発生が多くなるとして注意を呼びかけている。
【水稲】
26年産では一部の地域でイネいもち病が発生した。いもち病が発生したほ場の稲わらは次シーズンの伝染源となるため、育苗ハウスに持ち込まないよう注意を喚起している。また、ヒメトビウンカが発生したほ場では、伝染源となる再生株の速やかなすき込みと、周辺の雑草除去に努めるよう呼びかけている。
【野菜・花き】
キュウリでべと病、うどんこ病、イチゴでうどんこ病、ハダニ類の発生が多いと予想されている。早期発見と適切な防除を呼びかけている。
そのほか、発生が多い、やや多いと予測される病害は下表の通り。
【果樹・茶】
カンキツ類で、ミカンハダニの発生が多いと予想しており、園内の観察をきめ細かく行うよう注意している。
そのほか、発生が多い、やや多いと予測される病害は下表の通り。
(関連記事)
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