約140万食の給食を世界の子どもたちへ「おにぎりアクション2021」2021年11月9日
日本から世界の食料問題の解決に取り組む、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(TFT)は、10月5日~11月5日に「おにぎりアクション2021」を開催。期間中、計27万3876枚のおにぎり写真が集まり、約140万食分の給食をアフリカ・アジアの子どもたちに届ける。 SDGs 達成に向けた社会全体の機運の高まりもあり、昨年のアクションに比べて1.5倍以上の食を届けることになった。
同アクションは、日本のソウルフードである「おにぎり」をシンボルとし、おにぎりにまつわる写真に #OnigiriActionを付けてSNSまたは特設サイトに投稿すると、協賛企業が寄付し、TFTを通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食5食が届く企画。今年はキャンペーン期間中に全国47都道府県・世界35か国から、昨年比1.55倍となる1日平均8500枚の写真が集まり、Twitterでトレンド入りをするなど、人と人をつなぐ大きなムーブメントとなった。
参加者からは「自分や家族のお腹を満たしながら世界の誰かのお役に立てる」「大きな事はできなくても出来ることからちゃんと形に出来る」、米農家からは「お米の1番美味しいこの季節におにぎりをたくさん見られて幸せで米が喜んでいる」などの声が届いた。また、「この期間中は苦手な朝でもがんばっておにぎりを握ることができる」「食品ロスについて気をつけるようになった」「小中学生の子どもたちも世界や環境について考えるようになった」など、おにぎりアクションを通して参加者の意識や生活習慣にも変化が生まれたとの声も寄せられた。
企画趣旨に賛同し、日産セレナをはじめ、オイシックス・ラ・大地、日本水産(初参加)、フジッコ(初参加)、旭化成ホームプロダクツ、はくばく(初参加)、ベネッセコーポレーション、井村屋グループ(初参加)、ニコニコのり、象印マホービン、福井県など過去最大となる国内31の企業・自治体・学校がスポンサーとして参画した。
重要な記事
最新の記事
-
米の作況指数の公表廃止 実態にあった収量把握へ 小泉農相表明2025年6月16日
-
【農協時論】米騒動の始末 "瑞穂の国"守る情報発信不可欠 今尾和實・協同組合懇話会委員(前代表)2025年6月16日
-
全農 備蓄米 出荷済み16万5000t 進度率56%2025年6月16日
-
「農村破壊の政治、転換を」 新潟で「百姓一揆」デモ 雨ついて農家ら220人2025年6月16日
-
つながる!消費者と生産者 7月21日、浜松で「令和の百姓一揆」 トラクターで行進2025年6月16日
-
【人事異動】農水省(6月16日付)2025年6月16日
-
3-R循環野菜、広島県産野菜のマルシェでプレゼント 第3回ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~ JA全農ひろしま2025年6月16日
-
秋田県産青果物をPRする令和7年度「あきたフレッシュ大使」3人が決定 JA全農あきた2025年6月16日
-
JA全農ひろしまと広島大学の共同研究 田植え直後のメタンガス排出量調査を実施2025年6月16日
-
生協ひろしま×JA全農ひろしま 協働の米づくり活動、三原市高坂町で田植え2025年6月16日
-
JA職員のフードドライブ活動で(一社)フードバンクあきたに寄贈 JA全農あきた2025年6月16日
-
【地域を診る】「平成の大合併」の傷跡深く 過疎化進み自治体弱体化 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年6月16日
-
いちじく「博多とよみつひめ」特別価格で予約受付中 JAタウン2025年6月16日
-
日本生協連とコープ共済連がともに初の女性トップ、新井新会長と笹川新理事長を選任2025年6月16日
-
【役員人事】日本コープ共済生活協同組合連合会 新理事長に笹川博子氏(6月13日付)2025年6月16日
-
【役員人事】2027年国際園芸博覧会協会 新会長に筒井義信氏(6月18日付)2025年6月16日
-
農業分野で世界初のJCMクレジット発行へ前進 ヤンマー2025年6月16日
-
(一社)日本植物防疫協会 第14回総会開く2025年6月16日
-
農業にインパクト投資を アンドパブリックと実証実験で提携 AGRIST2025年6月16日
-
鳥取・道の駅ほうじょう「2025大大大スイカフェスティバル」22日まで開催中2025年6月16日