鳥獣被害1%増、230億円 ネズミ害急増2014年2月17日
農水省は2月14日、平成24年度の全国の鳥獣害による農作物被害状況を公表した。
24年度の鳥獣害による被害金額は230億円で、前年に比べて3億円(1%)増だった。
鳥獣種別の被害金額は、シカが5000万円減の82億1000万円、イノシシが1000万円減の62億2100万円、カラスが1億4900万円減の20億6000万円、サルが6900万円減の15億3600万円と主な鳥獣の被害額は減少したものの、ネズミが4億500万円増の6億8900万円、ヒヨドリが3億1900万円増の6億5000万円など、前年に比べて倍以上の被害を出した鳥獣もあった。農水省では、これらの被害が増えたのは木の実の結実状況や気象の変化などが要因だとしている。
全体の被害面積は9万7000haで、前年に比べて6000ha(6%)減。被害量は70万tで、同1万3000t(2%)減だった。
(関連記事)
・地域一体でサル被害軽減 鳥獣害対策表彰(2014.02.05)
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・最新の動物行動学に基づいた 動物による農作物被害の総合対策(2013.06.10)
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