農作物の販売需要予測サービス「アグリアスエ」2023年4月から提供 NTTデータ関西2022年11月9日
NTTデータ関西は、農産物直売所に特化した需要予測の新サービス「アグリアスエ」を2023年4月から提供する。
農産物直売所と提携生産者(農家)のアグリアスエ利用イメージ
「アグリアスエ」は、独自のAIエンジンにより農産物直売所の客数を予測し、最適な販売価格・数量の決定を支援。他の汎用的な需要予測サービスとは一線を画した業務特化型のサービスで、農作物の売り切れによる機会損失と売れ残りに伴う廃棄を極小化し、「農産物直売所の価値向上」と「提携する生産者の所得向上」につなげる。
今後は、全国の農産物直売所および道の駅への導入をめざし、提携生産者も含め、顧客ロイヤルティ向上を支援するサービスも予定している。
農産物直売所の多くは生産者からの委託販売が中心。委託する生産者は、出荷当日に最も食べ頃の農作物を収穫し、提携する農産物直売所へ出荷しているが、その日の天候や客足により農作物の売れ残りによる廃棄や売り切れによる機会損失が発生している。
こうした現状をふまえ、多くの農産物直売所には、(1)消費者の客数や販売見込み数量の予測、(2)提携する生産者へ農作物別の販売見込み数量や価格に関するタイムリーな情報提供および共有、(3)複数店舗を運営している場合に各店舗で販売する農作物の数量の最適化、などの共通課題があった。
「アグリアスエ」の主な機能
「アグリアスエ」は、独自のAIエンジンにより全国の農産物直売所向けの需要を予測。農産物直売所はアグリアスエの利用を申し込み、提携する生産者の両者で利用できる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(164)-食料・農業・農村基本計画(6)-2025年10月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(81)【防除学習帖】第320回2025年10月18日
-
農薬の正しい使い方(54)【今さら聞けない営農情報】第320回2025年10月18日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第114回2025年10月18日
-
【注意報】カンキツ類に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(1)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(2)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(3)2025年10月17日
-
25年度上期販売乳量 生産1.3%増も、受託戸数9500割れ2025年10月17日
-
(457)「人間は『入力する』葦か?」という教育現場からの問い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月17日
-
みのりカフェ 元気市広島店「季節野菜のグリーンスムージー」特別価格で提供 JA全農2025年10月17日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」群馬県太田市で25日に開催2025年10月17日
-
【地域を診る】統計調査はどこまで地域の姿を明らかにできるのか 国勢調査と農林業センサス 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年10月17日
-
岐阜の飛騨牛や柿・栗など「飛騨・美濃うまいもん広場」で販売 JAタウン2025年10月17日
-
JA佐渡と連携したツアー「おけさ柿 収穫体験プラン」発売 佐渡汽船2025年10月17日
-
「乃木坂46と国消国産を学ぼう!」 クイズキャンペーン開始 JAグループ2025年10月17日
-
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へバトンタッチ 「次の万博は、横浜で」 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月17日
-
農薬出荷数量は0.5%増、農薬出荷金額は3.5%増 2025年農薬年度8月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年10月17日
-
鳥取県で一緒に農業をしよう!「第3回とっとり農業人フェア」開催2025年10月17日
-
ふるさと納税でこどもたちに食・体験を届ける「こどもふるさと便」 IMPACT STARTUP SUMMIT 2025で紹介 ネッスー2025年10月17日