東大・クボタ・パナソニックHD、土壌微生物の機能制御・利用学に関する共同研究を開始2025年11月4日
東京大学大学院農学生命科学研究科、株式会社クボタ、パナソニック ホールディングス株式会社の3者は、土壌微生物の機能を解析・活用する研究を共同で開始した。2025年4月に設立された東京大学「土壌微生物機能制御・利用学社会連携研究部門」で実施される。

東京大学大学院農学生命科学研究科(以下、東京大学)と株式会社クボタ(以下、クボタ)、パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)は、土壌微生物機能制御・利用学に関する共同研究を開始した。
研究は、東京大学微生物科学イノベーション連携研究機構(CRIIM)内に2025年4月1日付で設立された「土壌微生物機能制御・利用学社会連携研究部門」で実施される。クボタおよびパナソニックHDがそれぞれの研究テーマに基づき、東京大学と協働して土壌微生物の生態系機能の解明と応用を進める。
土壌は多様な微生物が有機物を分解し、植物の生育に必要な養分を生成するなど、農業生態系の基盤として重要な役割を果たしている。本研究では、土壌中の微生物群が持つ物質変換機能や生物間作用などを解析し、それを制御・利用することで、農薬や化学肥料の使用量を低減し、環境負荷の軽減と地球温暖化抑制に資する作物生産技術の開発を目指す。
研究テーマは以下のとおり。
・クボタ:水田における土壌微生物の窒素・炭素変換機能を制御し、水稲生産における窒素肥料の低減とメタン排出削減を実現する技術の開発および社会実装
・パナソニックHD:ほ場内で野菜の生育差を生む要因となる土壌微生物群の生態系機能を解析し、生育向上を目的とした制御法の開発
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