天候不良の影響 野菜類の出荷低調・価格上昇2013年12月5日
農水省は12月3日、向こう1カ月の野菜の主要14品目の生育状況と価格見通しを公表した。
根菜類、葉茎菜類は11月前半の台風26号の影響があり、品目によっては病害が拡大し、出荷数量の減少と価格の上昇が起こっている。果菜類についても、天候の影響による着果不良や肥大の遅れがある。イモ類はおおむね順調。
◇
品目別で特徴的なものは次の通り。
▽ダイコン、ニンジン
台風26号などの影響で小ぶり傾向。出荷数量が平年を下回り、価格は平年を上回る。
▽ハクサイ
台風26号の影響で病害が拡大し、出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る。
▽ホウレンソウ
台風26号とその後の曇雨天の影響で細身傾向。出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る。
▽レタス
茨城で台風26号、静岡で曇雨天の影響があり、出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る。
▽ナス、トマト、ピーマン
曇雨天の影響で、12月前半は価格が平年を上回ったが、後半は出荷数量、価格ともに平年並みになる見込み。
この見通しは、農水省が主産県や卸売会社からの聞き取りをもとに月ごとにまとめている。
(関連記事)
・秋冬野菜、高値で推移 輸入品ニーズ強まる(2013.11.14)
・台風26号の影響 ニンジン、ネギ、ナスの出荷減(2013.11.08)
・キュウリ、ピーマンの価格が前年同月比倍に (13.11.06)
・指定野菜の収穫・出荷量前年産並み 農水省(2013.08.29)
・野菜産地、高温対策を 農水省(2013.08.01)
重要な記事
最新の記事
-
新米の販売数量 前年比7.5万t減 売れ行き鈍る2025年12月24日 -
「旧姓使用の法制化」が仕掛ける罠【小松泰信・地方の眼力】2025年12月24日 -
28年ぶりに10兆円超 2024年の農業総算出額 米や野菜の価格上昇で2025年12月24日 -
鳥インフルエンザ 京都府で国内9例目2025年12月24日 -
JA香川県 部門間連携でネギ、レタスの生産振興へ2025年12月24日 -
地域全体の活性化を目指す 沖縄で生モズクの取り組みに学ぶ【JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト】2025年12月24日 -
産地直送通販サイト「JAタウン」公式アプリダウンロードキャンペーン実施中2025年12月24日 -
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」静岡・三島で開催 JAふじ伊豆2025年12月24日 -
愛知県内の全児童養護施設へ新米「あいちのかおり」8トン寄贈 JA愛知信連2025年12月24日 -
花をつくる新メカニズム「フロリゲン・リレー」を発見 横浜市立大など2025年12月24日 -
松岡昌宏が「ミルクランド国王」に就任「北海道 is ミルクランド」発表会 ホクレン2025年12月24日 -
あぐラボ「SusHi Tech Tokyo 2026」アンバサダーに就任2025年12月24日 -
松岡昌宏がミルクランド国王に「北海道isミルクランド」始動 新CMも公開 ホクレン2025年12月24日 -
個人株主向け施設見学会開催 井関農機2025年12月24日 -
農機具更新タイミング分析AI「Metareal AM」プレミアムプランを提供開始 ロゼッタ2025年12月24日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月24日 -
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月24日 -
イチゴ生育予測サービス「BerryCast」1月から提供開始 クロロス2025年12月24日 -
福岡県内3店舗目「カインズ 苅田店」2026年春オープン2025年12月24日 -
東京都日の出町と包括連携協定 健康づくり・地域活性化で官民協働 協同乳業2025年12月24日


































