上半期融資実績 新規就農者向け36億円 日本公庫2015年11月26日
日本公庫農林水産事業は11月25日、平成27年度上半期の農林漁業、食品産業向けの融資実績が前年同期比47億円(3%)減少し、1328億円となったことを発表した。
日本公庫発足以来、最高額だった前年度の上半期実績から少し減少したものの、ほぼ同水準となった。
農業分野の融資実績は前年同期から6億円増加し958億円。このうち農業者向け資金は、地域農業の担い手の経営発展や6次産業化の取組みなどの支援を積極的におこなった結果、同8億円増加し、929億円となった。
また新規就農者向けの「青年等就農資金」の融資実績は511先、36億円で、前年度の年間実績284先、27億円を超えた。同資金を営農類型別に見ると、野菜が333先、果樹が53先、稲作が30先、花き29先となった。また畜産では肉用牛が26先、酪農(搾乳)が7先となっている。
融資先のうち、非農家出身者は326先、農家出身者では親の経営を承継した87先、親とは別部門で就農した79先となっている。
林業と漁業分野では地域材の利用促進の支援や大型漁船建造に積極対応しているが、融資実績は減少した。
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