日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
JA三井リースは、株式会社ElevationSpaceが推進する、日本初の民間主導による宇宙環境利用・回収プラットフォーム「再突入衛星『あおば』」の打ち上げおよび地球帰還プロジェクトに対し、ファイナンス面での支援を実施した。

経済産業省によると、世界の宇宙産業の市場規模は約54兆円とされ、2040年には140兆円規模に達するとの予測もある。ロケット技術の進化により宇宙へのアクセスは拡大しているが、宇宙から地球への帰還技術は発展途上で、商業化に向けた取り組みが求められている。
ElevationSpaceは、「誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする」というミッションの実現に向けて、宇宙から地球への回収型輸送サービスの開発に取り組んでいる。再突入衛星「あおば」は、宇宙空間での実験・実証後、地球へ回収可能な小型衛星で、2026年後半以降の打ち上げを目指している。現在は初号機のフライトモデル製造に向けた地上試験・詳細設計、ならびにサービス化に向けた事業共創が進行中。
JA三井リースグループは、これまでも宇宙関連スタートアップ企業への出資やファイナンス、事業支援を通じて、宇宙産業の発展に貢献。中期経営計画「Sustainable Evolution 2028」では、「ビジネスモデルの進化」を重点施策の一つに掲げており、宇宙分野は「新技術・サービスの創出」に資する重点領域と位置づけている。
今回のElevationSpaceによる取り組みは、日本初の宇宙インフラの確立に向けた重要なステップ。同社の先進的な技術とビジョンに深く共鳴し、ファイナンス支援を通じてその挑戦を後押しすることを決めた。今後は事業共創の可能性も視野に入れながら、宇宙産業の持続的な発展と社会実装に向けた取り組みに積極的に関与していく。
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