JA共済連が交通ルール意識調査 日常運転に潜む「うっかり違反」リスク明らかに 約7割が学び直し希望2025年9月22日
JA共済連は秋の全国交通安全運動に合わせ、全国の20歳~69歳の運転経験者500人を対象に交通ルール意識調査を行い、9月22日に結果を公表した。調査では日常的な運転シーンに「うっかり違反(ついついしてしまいそうな違反)」のリスクが潜んでいる実態や、運転歴や頻度による意識の違いが明らかになった。

「うっかり違反」してしまいそうな交通ルールでは、「後部座席のシートベルト着用義務」(24.8%)が最多となった。次いで「泥はね運転」(24.6%)、「ハイヒールなど不安定な履物での運転」(19.6%)が上位に挙がり、日常的な運転行動のなかにリスクが潜んでいることが分かった。
「交通ルールを改めて学び直したいか」との問いには全体の68.8%が肯定的に回答し、多くのドライバーが再確認の必要性を感じていることが浮き彫りとなった。

運転歴別の集計では、ベテラン層(免許保有20年以上)ほど「後部座席のシートベルト着用義務」を「つい違反してしまいそう」と回答する割合が高く、ビギナー層(同1~3年)20.0%、中堅層(同4~19年)22.5%に対し、ベテラン層は29.5%。また「非常時以外のクラクション使用」もビギナー層11.0%に対しベテラン層19.5%と、長年の運転経験に伴う油断が示された。
一方、ビギナー層(1~3年)では「泥はね運転」が28.0%で最も多く、「スマホのながら運転」も20.0%と、ベテラン層(20年以上)15.0%を上回った。「乗合自動車発進妨害」や「緊急車両への進路譲り」もビギナー層で高く、経験不足や周囲への配慮の不足が影響しているとみられる。
運転頻度別では、ほとんど運転しない層で「泥はね運転」(30.7%)や「乗合自動車発進妨害」(18.7%)が高い一方、毎日運転する層では「スマホのながら運転」(22.2%)や「ハイヒールなど不安定な履物での運転」(23.8%)といった、ついやってしまいがちな「うっかり違反」のリスクが目立った。
JA共済連は9月18日から交通安全キャンペーンを展開し、特設サイトで「忘れがちな交通ルールテスト」を公開している。道路交通法の改正や都道府県ごとの規則、自動運転技術の普及など変化する交通環境に対応するには、運転歴を問わず定期的な知識のアップデートが欠かせないとしている。
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