26年産米 全国作況1012014年12月10日
農林水産省は12月5日、26年産水陸稲の収穫量を公表した。全国の作況指数は101で確定した。
26年産水稲の作柄は、北海道から関東・東山では全もみ数が総じて多かったことから作柄がおおむね平年並み以上になった。一方、東海以西では日照不足・低温や一部地域での病害虫等の影響で全もみ数と登熟が平年を下回った。
これらの結果、全国の10aあたり収量は536kgで作況指数は101となった。水稲の作付面積(子実用)は157万3000haで収穫量は843万5000tとなった。前年産対比では98%。また、このうちの主食用作付面積は147万4000haで収穫量は788万2000tと見込まれる。
26年産水稲の被害状況は、被害量59万4500tで種類別では日照不足が40%ともっとも多く、次いでいもち病(17%)、風水害(13%)となっている。
ふるい目別重量分布について全国平均でみると、1.85mmのふるい目より下に選別される玄米重量割合は4.2%と見込まれている。これは過去5カ年平均値とくらべて0.4%多くなっている。
なお、陸稲の作付面積(子実用)は1410ha(前年産対比82%)で収穫量は3630t(同85%)となった。
(関連記事)
・米価水準、上昇の見通し 米取引関係者(2014.12.10)
・14万t減の751万tに 27年産米生産数量目標(2014.12.10)
・1等米比率82% 26年産米(10月末現在)(2014.11.21)
・米生産者に利子補給を実施 -農林中金が特別対策-(2014.11.19)
・26年産米緊急対策融資の窓口設置 日本公庫(2014.11.17)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日
-
参議院選挙に行ってとんかつ割引「選挙割り」実施 平田牧場2025年7月4日
-
作物と微生物の多様な共生が拓く農業の未来 意見論文が米国植物科学誌に掲載 国際農研2025年7月4日
-
国産率100%肥料の商品を販売開始 グリーンコープ共同体2025年7月4日