町工場の職人が田んぼの先生に 「ものづくり×米作り」体験 炊飯具「にわ先かまど」で炊飯も ヤマナカ2025年6月6日
金属製品製造のヤマナカ(茨城県結城市、山中崇社長)は5月11日、「ものづくり×米作り」体験を開催し、地元小学生親子や一般参加者など約10人と、茨城県立鬼怒川商業高等学校の生徒約30人が参加。アンケートでは満足度90%を超える結果となった。
町工場の職人と親子や高校生が田植え
参加した子どもたちから「なんで町工場の人たちが田植えしてるの?」と素朴な疑問も出た異色の食育授業。ヤマナカ独自開発「もみ殻かまど」での"0円炊飯"に笑顔が見られ、次世代教育と地域活性化へ新たな一手を示した。精密板金加工技術を生かして過疎化に向き合い、次世代育成を目指す取り組みとして、教育関係者や地域住民から期待の声が寄せられている。
山中社長は故郷・結城市南部地域の小学校再編計画を知り「娘や地域の子どもたちが豊かな環境で学ぶ機会さえ失ってしまうのではないか。子どもたちのため、地域全体のために、自分たちにできることから始めよう」と決意。食育による教育支援活動や、同社のライフスタイルブランド「Assyllis(アッシーリス)」開発へと繋がった。
同社開発「にわ先かまど」で炊飯体験
田植え後、同社が開発した炊飯具「にわ先かまど」を使用し、もみ殻を燃料とした炊飯体験も実施した。結城市などに古くから伝わる炊飯方法を現代に合わせて改良したもので、火加減調整など使いやすさを追求している。稲作の副産物であるもみ殻を有効活用し、ガスや電気を使わないため被災時にも役立つ「0円炊飯」を可能にする。
「アッシーリス」は2023年に立ち上げ、自社や結城周辺の農作物を提供する「Agriculture」、金属加工技術を活かした調理器具・農業資材「Product」、「Field to Mouth(採って、食べる)」をテーマにした「Experience」の領域で事業展開している。参加者からの反響などから、家庭で使いやすく改良した新商品を年内に発表する。
同社は今後も、秋の稲刈り体験や「にわ先かまど」での炊飯体験へと繋がる一連のプログラムを継続し、移動可能な農園ツール「モバイルグリーンガーデン」を活用した「出張農業体験」など、独自の技術を生かした教育支援・地域連携活動を継続する。
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