営農管理システムZ-GISに新機能 ポリゴン登録が簡単に!【入会キャンペーン連動企画!今こそZ-GIS】2023年2月6日
JA全農が提供する営農管理システム「Z-GIS」では、2022年12月1日から2023年3月31日まで「今ならお得なチャンス! はじめようスマート農業キャンペーン」を実施している(3月までの入会で、4か月間利用料金が無料(下記注1)。このキャンペーン期間中、シリーズ「入会キャンペーン連動企画!今こそZ-GIS」を掲載する。
2022年10月4日から、Z-GISの新しい機能として、農地情報のサイト「eMAFF農地ナビ」からダウンロードした農地の区画情報(筆ポリゴン)を反映させる機能が搭載された。この機能によって、Z-GISでのポリゴン登録や地番の紐づけ作業の負担が軽減することが期待される。
Z-GISは、高精細な地図上にマウス操作で簡単に圃場の区画情報を作成することが可能で、ユーザーが登録したい情報をエクセル形式で自由に入力できる。しかし、操作が容易で自由度の高いZ-GISであっても、管理する圃場数が多い場合、ポリゴン登録や圃場情報の入力はユーザーの負担となる。特に主要な圃場管理項目である地番情報の入力は労力を要するため、簡単に反映できる機能が全国のユーザーから求められていた。
これまで全農は、農林水産省より提供されている「筆ポリゴン」を、Z-GISに反映可能なデータに変換し提供してきた。筆ポリゴンとは、GISソフトウェア等で利用可能な農地の区画情報のことである(注2)。このデータの提供により、ポリゴン登録の負担が解消された一方で、データが市町村単位であるため、自身の管理圃場以外のポリゴンを削除する必要や、各ポリゴンに地番情報が紐づいていないという課題があった。
こうした中、2022年度より、全国農業会議所が運営してきた全国農地ナビが、農林水産省が運営する「eMAFF農地ナビ」に更新された。eMAFF農地ナビとは、市町村および農業委員会が整備している農地台帳および農地に関する地図について、農地法に基づき農地情報をインターネット上で公表するサイトのことである(注3)。このeMAFF農地ナビへの更新とともに、同サイトに、地番情報が紐づいた筆ポリゴンファイルのダウンロード機能が追加された。
Z-GISは、今回のアップデートにより、eMAFF農地ナビからダウンロードした地番情報が紐づいた筆ポリゴンファイルの利用が可能となった。Z-GISユーザーにとって管理圃場数が多くなるにつれ重荷となっていた、ポリゴン登録作業への負担が軽減されることが期待できる。
手順1
eMAFF農地ナビで、Z-GISに登録したいポリゴンを画面上に表示し、GeoJSON形式を指定しダウンロードする。
手順2
ダウンロードされた2つのファイル(農地ピン○○.geojson、筆ポリゴン○○.geojson)をZ-GISへ同時にドラッグアンドドロップする。
手順3
Z-GIS上に地番情報の紐づいたポリゴンが表示される。
詳細は、Z-GISのホームページに操作マニュアル(Z-GIS【農地ナビ・地番付ポリゴン】機能マニュアル)が掲載されている(注4)。
<新規入会キャンペーン実施中>
営農管理システム「Z-GIS」では、2022年12月1日から2023年3月31日まで「今ならお得なチャンス! はじめようスマート農業キャンペーン」を実施中です。
Z-GISに期間中に入会(新規)いただくと、申込月含め最長4か月間の利用料が無料になります。
(関連記事・注1)
Z-GIS・ザルビオの活用事例を集めたガイドブックを発行 新規入会キャンペーンも実施中 JA全農
(注2) 農林水産省. "農地の区画情報(筆ポリゴン)のデータ提供・利用". 農林水産省. https://www.maff.go.jp/j/tokei/porigon/(参照 2022年8月23日)
(注3)農林水産省. "よくある質問". eMAFF農地ナビ. https://map.maff.go.jp/QA (参照2022年8月23日)
(注4)https://z-gis.net/99/counter/download.php?download=36
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