「地方創生」テーマに公開研究会 JA-IT研が2月2014年12月22日
全国のJAや連合会を会員としてJAの営農経済事業改革を考えるJA-IT研究会(代表:今村奈良臣・東京大学名誉教授)は2月6、7日、東京・大手町のJAビルで第39回公開研究会を開く。
今回のテーマは「地方創生に向けてJAの戦略を磨く」。
研究会では、政府が政策として掲げている「地方創生」を、「農山村の選別・切り捨て策か、株価や公共事業のおこぼれに期待する類の政策であり、地域に明るい展望をもたらすものではない」と批判し、これまで地域づくりの拠点として重要な役割を果たしてきたJAが、今こそ「地域に根ざした協同組合という原点に立ち返り、地域再生の拠りどころとして比類ない役割を果たす」べきだとして、今回のテーマを決めた。
研究会では全国のJAや全国町村会など4件の事例報告を行う。
プログラム、申込方法など詳しくはJA-IT研究会ホームページで。参加申込締切りは1月30日。
【研究会概要】
JA-IT研究会第39回公開研究会「地方創生に向けてJAの戦略を磨く」
○日時:2月6日(金)13:00?7日(土)12:00
○会場:JAビル27階(東京・大手町)
○参加費:会員1万2000円、非会員1万7000円(いずれも交流懇親会費込)
○主なプログラム(敬称略)
◎司会 松岡公明(農林年金理事長)
◎2月6日
▽問題提起「地方創生」を担う地域協同組合としてのJAの役割―当事者意識とエンパワーメント 松岡公明
▽第1報告「地域の創造力の発揮とJA―中山間地域の実態を踏まえながら」坂本誠(全国町村会総務部調査室室長)
▽第2報告「源流から地域連携を考える―水・緑・食を支えるJA営農経済事業」河合勝正(JA愛知東組合長)
▽コメント 黒澤賢治(JA-IT研究会副代表委員)
◎2月7日
▽第3報告「JAネットワーク十勝の新たな展開―縦のネットワーク・横のネットワークによるJA間事業連携と人材育成」鱈場尊(JAネットワーク十勝事務局長、十勝農協連企画室室長)
▽第4報告「職員全員参加で実践する地域貢献活動」JAなんすん
▽コメント 仲野隆三(JA-IT研究会副代表委員)
▽質疑応答
(関連記事)
・組合員組織づくり方策探る JA人づくり研(2014.12.17)
・営農経済事業の改革へ 地域の実態に合わせ工夫を JA-IT研究会(2014.11.19)
・地域・健康づくりで意見交換 新世紀JA研究会(2014.10.20)
・地域農業システムづくりへ、JAの役割とは(2013.12.06)
・JA-IT研、「地域農業戦略」で公開研究会(2013.06.18)
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日