和食文化国民会議設立へ 和食会議を解散して2014年12月9日
「和食」文化の保護・継承国民会議(和食会議、熊倉功夫会長)は、現行団体を解散し、来年2月に新たに「一般社団法人 和食文化国民会議(仮称)」を設立することにした。
「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産登録からこの12月で1年が経った。
和食会議は、今後も将来に亘って安定的かつ継続的に「和食」の保護・継承を行い、国内外に「和食」の素晴らしさを発信する活動を展開していくために、任意団体である現行団体から、法人格をもつ一般社団法人を設立し、公的機関としての組織を設立することにしたという。
和食文化国民会議の設立発起人は、熊倉功夫・和食会議会長(静岡文化芸術大学学長)、和食会議副会長の村田吉弘(日本料理アカデミー理事長)、江原絢子(東京家政学院大学名誉教授)、伏木亨(京都大学大学院農学研究科教授)で、一般社団法人の設立届出は、来年の2月4日の立春の日を予定しており、4月から活動を開始することにしている。
今後の活動内容は、
1.「和食」の普及啓発事業
2.「和食」の「技・知恵」の発信事業
3.「和食」活性化推進事業
4.「和食」の調査・研究ならびに情報発信事業
5.「和食」の保護・継承に関する諸活動のモニタリング
の5つを柱に展開する。
和食会議の現在の会員は730名だが、前任の新組織への移行を促すとともに、新たな会員の募集を年明けから行うことにしている。
(写真)
ユネスコの認定証を手に記念撮影する発起人ら(左から)和食会議の山口幹事、江原副会長、熊倉会長、村田副会長、青木幹事
(関連記事)
・男女の料理・恋愛観にギャップ!? 全農が調査(2014.11.21)
・日本食の魅力でシンポ 農水省(2014.11.04)
・日本全国こども料理サミット開催 農水省(2014.11.04)
・秋田で「和食の魅力」伝えるシンポジウム(2014.10.01)
・JA全農 和食で海外市場拡大(2014.09.19)
重要な記事
最新の記事
-
【現地レポート・JAの水田農業戦略】新たな輪作で活路(2)子実コーンの「先駆者」 JA古川2024年3月29日
-
農業者所得増加へデジタルビジネス加速 農林中金 中期ビジョンを策定2024年3月29日
-
「子ども世代に農業勧めたい」生産者の2割 所得向上が課題 農林中金調査2024年3月29日
-
東京・大阪で組合長らが 「夢大地かもと」スイカをPR JA鹿本2024年3月29日
-
全国から1,000名を超える農業の担い手が集う 「第26回全国農業担い手サミットinさが」開催 佐賀県2024年3月29日
-
家族みんなで夏の農業体験はじめよう 食農体験イベント「土袋でデコきゅうり」開催 JA兵庫六甲2024年3月29日
-
(377)食中毒1万人は多いか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年3月29日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第96回2024年3月29日
-
【人事異動】全国農業会議所(4月1日付)2024年3月29日
-
品種で異なるメロンの味わいを体験 自由が丘「一果房」で29日から 青木商店2024年3月29日
-
第160回勉強会「レジリエントな植物工場運営・発展に向けて~災害からの復旧・復興事例から学ぶ」開催 植物工場研究会2024年3月29日
-
創立55周年記念 ガーデニング用 殺虫・殺菌スプレーなど発売 住友化学園芸2024年3月29日
-
「核兵器禁止条約」参加求める26万の署名 藤沢市議会が意見を採択 パルシステム神奈川2024年3月29日
-
尾鷲伝統の味「尾鷲甘夏」出荷開始 JA伊勢2024年3月29日
-
令和6年能登半島地震 被災地農家を応援 JA全農石川へ寄付 KOMPEITO2024年3月29日
-
林木育種センター九州育種場 九州育種基本区の「スギエリートツリー特性表」公表 森林総研2024年3月29日
-
農業フランチャイズのクールコネクト シードラウンドで3200万円を調達2024年3月29日
-
鳥インフル 米メイン州からの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年3月29日
-
畜産施設の糞尿処理で悪臭対策 良質な堆肥化を促進 微生物製剤を開発 B・Jコーポレーション2024年3月29日
-
水田のスマート水管理で東大大学院農学生命科学研究科と共同研究開始 ほくつう2024年3月29日