鳥獣被害199億円 前年比13%減2015年1月26日
農水省は1月23日、平成25年度の野生鳥獣による農作物被害の全国被害状況をまとめた。
被害金額は199億円で、前年度比31億円(13%)減、被害面積は7万9000haで同1万8000ha(
19%)減、被害量は63万tで同6万8000t減だった。
被害額の内訳では、約8割が獣害で、2割が鳥害。獣種別でトップはシカで、鳥獣害全体の38%にあたる75億5500万円だったが、前年に比べて6億5500万円減った。被害面積は48.3ha、被害量は538.5tだった。
獣種別で2位以下は、イノシシ54億9100万円(28%)、カラス18億1100万円(9%)、サル13億1500万円(7%)、カモ4億8400万円(2%)となっている。獣種別で前年5位だったネズミは、被害額が6億円以上減り7000万円にとどまった。

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