環境保全型農業 取り組み増える 農水省まとめ2015年3月26日
農林水産省は1月末時点の環境保全型農業直接支払交付金の取り組み状況(見込み)をまとめ3月5日に公表した。
環境保全型農業直接支払交付金は化学肥料と化学合成農薬を原則5割以上低減することとあわせ、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動をセットで行っている取り組みを支援している。
26年度は1月末現在で取組件数1万6528件、取組面積6万1542haの見込みとなった。25年度より1287件、1万428ha増えた。
支援対象となる取組は▽カバークロップ(緑肥等の作付け)、▽たい肥の施用、▽有機農業、▽地域特認取組(地域の環境や農業実態を勘案したうえで、地域を限定して支援の対象とする)があるが、地域特認取組が35%ともっとも多い。
また、作物別に環境保全型農業の取組をみると、水稲が69%ともっとも多く次いで麦・豆類11%となっている。
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