息の長い政策を期待 JA全中の奥野会長2015年11月19日
農林水産分野のTPP対策について自民党、公明党がそれぞれが決定したことを受けてJA全中の奥野長衛会長は11月18日、会長談話を発表した。
談話は以下のとおり。
◇ ◇
今回のとりまとめは輸入による主食用米への影響を遮断する措置や、法制化・補てん率の引き上げをはじめとする畜産経営安定対策の強化など、我々の要望も反映し、さまざまな分野において抜本的な措置を約束していただいたものと受け止めている。
政府・与党には、生産現場の不安を払しょくするため、今回の内容を丁寧に説明いただくとともに、この内容に基づく政府の中長期的な対応方針をすみやかに策定いただき、持続可能な農業の将来へとつなぐ息の長い政策を具体化していただくことを期待する。
我々としても、それら対策の内容を生産現場に周知・徹底していきたいと考えている。
今後、我々JAグループは、国民の理解を得つつ自己改革を実践して、新しい時代において後継者が確実に育つ、しっかりとした農業の実現に取り組んでいく。
消費者の信頼にこたえ、安全で安心な国産農畜産物を持続的かつ安定的に供給するよう努め、農業の新たな分野にも果敢に挑戦しながら、農業者の所得増大や地域の活性化に、全力をあげて貢献していく。
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