グローバルGAP取得を支援 アグロ カネショウ2018年2月13日
アグロ カネショウ(株)は、農業ベンチャーの(株)ファーム・アライアンス・マネジメントと業務提携し、ファーム・アライアンス社が有するグローバルGAP認証取得業務や生産情報管理システムを活用した新たなサービスを提供することを2月9日明らかにした。
アグロ カネショウ社は「どこまでも農家とともに」をモットーに現場密着型の農薬の技術普及活動と販売を行っており、3年前開始した農業生産をサポートするための土壌診断サービスは順調に拡大しているという。さらに今回は、国内農業の強化・発展に貢献するため、農業ベンチャーであるファームアライアンス社と業務提携を図ることで、ファームアライアンス社のグローバルGAP認証取得支援と生産情報管理のためのシステムを活用した生産者向けの新たなサービスの提供を行うことにした。
「グローバルGAPの導入は、真の日本品質を国際的に訴求するものであり、次世代を担う生産者の育成にもつなげていきたい」と同社では考えている。
ファームアライアンス社は、農産物の生産流通における国際認証の取得支援と農業ICTを活用した生産情報管理システムを提供する農業ベンチャーで、規模拡大や農業経営の合理化について高い専門性を有している。同社が開発したシステムは、国際認証の取得支援に加えて、クラウドコンピューティングを用いて営農管理、栽培管理表の自動作成、二次元バーコードをつかった消費者への情報発信など、農業経営におけるあらゆる場面に活用できる。国内農業者の経営品質向上にも多くの実績があるという。2012 年には、グローバルGAPが主催するコンペティションで「第1回G.A.P. Award in Madrid」を受賞している。
(関連記事)
・コウノトリ育むお米がグローバルGAP取得 JAたじま(18.01.30)
・サツマイモを北米に 焼き芋戦略拡大(18.01.22)
・五所川原農林高校の挑戦 日本の農業を世界につなげる(前半)(17.10.31)
・線虫防除剤「ネマキック粒剤」適用拡大(17.02.24)
・ジャガイモシロシストセンチュウへの農薬登録取得 土壌くん蒸剤「D-D剤」(16.10.06)
・土壌消毒のポイント 効率的な土壌消毒で連作障害を回避(下)(16.06.30)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす病にSDHI剤耐性菌が発生 北海道2025年12月25日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年12月25日 -
家庭での米消費、前年比11.7%減 マイナス幅拡大、「新米不振」裏付け 米穀機構11月調査2025年12月25日 -
米価高騰に対応、「4kgサイズの米袋」定番化 値ごろ感出し販売促進 アサヒパック2025年12月25日 -
協同組合の価値向上へ「鳥取県宣言」力強く2025年12月25日 -
【世界を診る・元外交官 東郷和彦氏】トランプ再来の嵐 自国利益に偏重2025年12月25日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】なぜ日本は食料難の経験を教科書から消したのか?2025年12月25日 -
【Jミルク脱粉在庫対策】基金初発動1.2万トン削減 なお過剰重く2025年12月25日 -
すべての都道府県で前年超え 2024年の県別農業産出額 トップは北海道2025年12月25日 -
【農と杜の独り言】第7回 祭りがつなぐ協同の精神 農と暮らしの集大成 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月25日 -
国連 10年に一度「国際協同組合年」を決議2025年12月25日 -
秋田と山形の3JAが県越え連携協定2025年12月25日 -
日本産の米・米加工品の輸出促進策を議論 「GOHANプロジェクト」で事業者が意見交換 農水省2025年12月25日 -
26年産米の農家手取り「2万5000円めざす」 暴落の予兆に抗い再生産価格を確保 JA越前たけふ2025年12月25日 -
笹の実と竹の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第370回2025年12月25日 -
茨城県で鳥インフル 97万羽殺処分へ 国内10例目2025年12月25日 -
ホットミルクと除夜の鐘 築地本願寺でホットミルクお振舞い JA全農2025年12月25日 -
JA共済アプリ・Webマイページに「チャットボット」機能を導入 JA共済連2025年12月25日 -
5県9JAの農産物・加工品を販売 第46回マルシェ開催 JA共済連2025年12月25日 -
短期プライムレートを年2.125%に引き上げ 農林中金2025年12月25日


































