飼料作物の作付面積が減少傾向に 農林水産省2019年3月8日
農水省は30年産飼料作物の栽培面積、収穫量と緑肥用のえん麦の作付面積をまとめ3月5日に発表した。これによると全国の牧草の収穫量は、前年産に比べ3%減少。
調査結果の概要は以下のとおり。
1)飼料作物計全国の飼料作物計の作付(栽培)面積は97万300haで、前年産に比べ1万4800ha(2%)減少した。
2)牧草全国の牧草の作付(栽培)面積は72万6,000haで、前年産並みとなった。収穫量は2462万1000tで、前年産に比べ87万6000t(3%)減少した。これは、10a当たり収量が前年産を下回ったためである。
3)青刈りとうもろこし
全国の青刈りとうもろこしの作付面積は9万4600haで、前年産並みとなった。収穫量は448万8000tで、前年産に比べ29万4000t(6%)減少した。これは、10a当たり収量が前年産を下回ったためである。
4)ソルゴー全国のソルゴーの作付面積は1万4000haで、前年産に比べ400ha(3%)減少した。収穫量は61万8000tで、前年産に比べ4万7000t(7%)減少した。
これは、作付面積が減少したことに加え、10a当たり収量が前年産を下回ったためである。
5)えん麦(緑肥用)全国のえん麦(緑肥用)の作付面積は4万4700haで、前年産に比べ1000ha(2%)増加した。
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