農政:全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」
佐藤ゆかり 自由民主党 衆議院議員【緊急特集 全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」】2021年9月17日
佐藤ゆかり 衆議院議員
○佐藤ゆかり
○自由民主党
○衆議院議員
○選挙区:比例区 近畿
○出身地:東京都世田谷区
【1】現在の政府のコロナ対策についての評価
ワクチンの接種に関しては、8月末までに65歳以上の高齢者の9割近くが2回のワクチン接種を完了しており、 ワクチンの効果として、高齢者を中心とした感染者数、死亡者数の増加抑制が期待されるところです。
一方で、デルタ株への感染が衰えを見せず、現在、全国新規感染率は年齢別に20~30代が5割弱と極めて高いのが現状です。こうした現役世代の方々へもさらなるワクチン接種を拡大し、デルタ株などの新型株への対応が必要です。
そのためには、病床の確保による療養体制の強化、医療人員の拡充をはかることが必須であり、緊急避難的な措置として野戦病院型施設の確立が必要だと考えます。
また国民生活と経済活動の規制に関しましては、国民の皆様に過度の規制や抑制をお願いするばかりではなく、今後はウィルス対策と経済活動の両立が図れる仕組みづくり、例えば下記に述べます、より自粛の少ない経済活動の推進の一環としてワクチン接種証明書の活用などに取り組んでいくべきです。
【2】今後のコロナ対策についての提案
コロナウィルスの感染状況がある程度収まった段階で感染リスクをずっと恐れてイベント等の社会経済活動への参加を控えた高齢者等の方々に対して、安心材料を提供しつつ、冷え込んだ経済活動を活性化させるためにはワクチン接種証明書の活用が必要だと考えております。
このワクチン接種証明書の活用につきましては、私は既に経済産業部会および部会WTにおいて部会長兼WT座長として、提言をとりまとめております。この提言は内閣官房はじめ政府に提出しております。
今後はさらに、証明書の活用をより現実的かつ有効なものとなるよう取り組んでまいります。
【3】コロナ禍で見えてきた日本の政治のあり方について思うことがありますか?
この1年間のコロナ対応において、国民の皆様には本当にご苦労を頂きました。日本がこのコロナ感染症の労苦を克服し、真の国家再建を果たすためには、「ことなかれ主義」の古い政治を打破する改革の実現力と新しい政策の創造力が必要だと考えます。
国民・住民の皆様方の声を伺いながら、これまで以上に物事に迅速にかつ柔軟に対処してまいります。
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