「きやっせ物産展」に3万人が来場 ちばコープ2013年3月13日
ちばコープが毎年この時期に開催している「きやっせ物産展」が今年も3月10日に、幕張メッセで開催され、例年よりも多い3万人が来場した。
3月21日にさいたまコープ・コープとうきょうと県域を超えて組織統合し「コープみらい」となることもあって、19回目を迎える今年のテーマは「ひとつになって、みらいへ」となっていた。
ちばコープとしては最後の開催となるためか、例年よりも多い3万人が来場し、135のメーカーや生産者が自慢の品々を販売するブースに詰めかけ、長い行列ができるブースも多数あった。
野菜などの県産農産物を供給しているちばコープ県内産地協議会の佐原や船橋の農産物供給センターが新鮮な野菜を格安で提供。ダイコンやニンジン、ネギなどを両手いっぱいに抱えて帰る人もいた。
また地元のJA全農ちばのブースでは千葉県特産の落花生が試食もあり好評だった。JA中野市とJA全農長野の共同ブースでは、長野特産のエノキダケ
やエリンギなどのキノコ類とこだわりリンゴのジュースが人気だった。
会場にはこうした物産関係だけではなく、東日本大震災復興支援として、県内の被災地である旭市飯岡津波被災者の会の「まけないぞう」タオル販売や復興プロジェクトかけあしの会の復興支援品の販売や千葉日報社が地震直後の様子を報じた写真を展示していた。
また、3月21日に誕生する「コープみらい」の事業内容を映像で紹介したり、4月から導入される移動販売車も展示され関心を集めていた。
ちばコープとしての開催はこれが最後になるが「新しいスタートをきる大きな弾みとなった」(ちばコープ)という。
(写真)
上:3万人が来場した幕張メッセの会場
下:3月21日に誕生する「コープみらい」の事業紹介も(左)、地元のJA全農ちばも出展
(関連記事)
・首都圏に284万人の巨大生協 ちばコープ・さいたまコープ・コープとうきょうが組織合同を決定(2012.11.19)
・移動販売車全国で77台に 生協の買い物支援の最新状況(2012.10.16)
・「つながり=協同」テーマに大震災復興支援物産展開催 ちばコープ(2012.03.28)
重要な記事
最新の記事
-
日本の米育ち 平田牧場 三元豚の「まんまるポークナゲット」新登場 生活クラブ2025年5月1日
-
千葉県袖ケ浦市 令和7年度「田んぼの学校」と「農作業体験」実施2025年5月1日
-
次世代アグリ・フードテックを牽引 岩手・一関高専から初代「スーパーアグリクリエーター」誕生2025年5月1日
-
プロ農家が教える3日間 田植え体験希望者を募集福井県福井市2025年5月1日
-
フィリップ モリス ジャパンとRCF「あおもり三八農業未来プロジェクト」発足 農業振興を支援2025年5月1日
-
ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
-
北限の茶処・新潟県村上市「新茶のお茶摘み体験」参加者募集2025年5月1日
-
「健康経営優良法人2025」初認定 全農ビジネスサポート2025年5月1日
-
「スポットワーク」活用 農業の担い手確保事業を開始 富山県2025年5月1日
-
「Hiroshima FOOD BATON」食のイノベーションに挑戦する事業者を募集 広島県2025年5月1日
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日