農福連携と食品ロスを解決「ノウフク スナック」発売 大隅半島ノウフクコンソーシアム2024年10月25日
大隅半島ノウフクコンソーシアムは、鹿児島県大隅半島の小いもプロジェクトから誕生した農福連携や食品ロスを解決する商品「ノウフク スナック」を新発売。11月上旬から販売する。
小いもの収穫風景
ノウフクは、働く場としての農業と、働き手としての障がい者などをつなぐ農福連携の取り組みで、多様な人がそれぞれの役割を持って働き、地域コミュニティとつながり続けることで、持続可能な共生社会の実現を目指すもの。
小いもプロジェクト
2021年に発足した「大隅半島ノウフクコンソーシアム(ONC)」は、大隅半島の農福連携における課題解決とさらなる加速を目指して発足された任意団体。大隅半島では、エリアによって高齢化率が50%を超え、地域における課題は急速に拡大している。農業と福祉の連携を推進・加速することで、多様な人々が社会に参画し続けられる環境づくりを実現しながら、観光・情報発信・商品開発など様々な地域課題解決を包括的に行うことを目指し、2024年には参画事業者・自治体・団体等が約60事業・団体となった。
ONCは、株式会社オキス(鹿児島県鹿屋市)が中心となり、有志の企業・団体を募り、流通規格外のサイズというだけで破棄されてしまう美味しい小いもを収穫し、再び市場に乗せていく活動を続けてきた。新発売の「ノウフク スナック」は、そのままでは捨てられてしまう小いもを収穫し、高付加価値をつけて市場に乗せることで、収穫や製造過程に際する人件費を捻出し、新たな市場をつくることを目指している。
「ノウフク スナック」は、「じゃがバター」「しいたけ黒こしょう」「ごぼうサラダ」の3種を展開。
新発売の「ノウフク スナック」3種
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日