Wismettacフーズ 農水省「令和6年度サプライチェーン連結強化緊急対策」補助事業者に採択2025年5月13日
Wismettacフーズは、農林水産省が公募した「令和6年度サプライチェーン連結強化緊急対策」において、補助事業者として採択された。日本の高品質な鮮魚や生鮮青果の輸出促進に貢献する。

日本政府は2025年までに農林水産物・食品の輸出額を2兆円、2030年までに5兆円とする目標の達成に向けて、輸出促進、支援、モデル産地の形成や知的財産の保護・活用等の取組を推進している。目標達成に向け、米国向けの輸出拡大は重要なテーマの一つ。青果における輸出先国は、金額ベースで台湾・香港向けが全体の8割を占める一方、米国向けは3.3%と低い水準に留まっている。
米国向けの生鮮青果物は現地の規制による品目の制約等に加え、国土が広いことから、生鮮青果物を鮮度の高いまま米国内で流通させることが難しい。また、食の安全性を保証するため、サプライチェーン全体において一定の質を担保した記録管理と監査体制の構築が課題となっている。
Wismettacは日本食・アジア食のパイオニアとして、海外における日本食卸事業で100年以上の歴史を持つ。北米向けの輸出・卸売事業はグループの中核事業で、倉庫・トラックなど自社物流機能を持ち、米国では20拠点を通じて、日系レストランを中心に、冷凍水産品、調味料等の加工食品、米等を販売してきた。また、国内向け輸入青果事業における生鮮青果物の取扱いノウハウを活かし、アジア諸国など海外に向けて、付加価値の高い日本産青果物の輸出事業にも取り組んでいる。
同社は米国市場において、一般消費者の自宅へ日本産生鮮果実を直接届けるIkigai Fruits事業と、グループ会社のWismettac Asian Foods, Incを通じて鮮魚を直接日本からレストランにお届けするOmakase Fresh(TM)事業をそれぞれ立ち上げ、ニーズに応えてきた。
今後はグループでのシナジー効果を活かし、レストランの「Omakase」メニュー向けに、鮮魚だけでなく、米国の規制対応をクリアした生鮮青果物の供給を進め、将来的にはハイエンド向け高級食材供給のプラットフォーム化を目指す。
また、供給・取扱いの難易度が高く、付加価値が高い日本の鮮魚・生鮮青果物を届ける商流を構築することで、日本食のさらなる普及と市場拡大に取り組む。
商流概要
◎採択事業の内容
【本事業における取扱品目】
・いちご、メロン、梨、柿、みかん、キウイ
・本マグロ、真鯛、かんぱち、シマアジ、金目鯛、ブリ、バフンウニ、ムラサキウニ 他
【対象国】
米国
【事業でモデル構築する商流概要】
米国グループ会社Wismettac Asian Foods, Incへ向けた生鮮青果物・鮮魚の輸出・販売
【事業の内容】
(1)生産段階の課題解決:農薬の使用状況把握・管理指導による安全性の底上げ
(2)出荷段階の課題解決:新規鮮度保持ソリューションと組み合わせた米国での通年販売体制の実証実験
(3)流通段階の課題解決:輸出物流体制の構築
(4)販売段階の課題解決:ハイエンド向け・現地メインストリーム向け日本食販路の拡大
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