日本農福連携協会とスポンサー契約を締結 農業総合研究所2025年9月10日
全国の都市部を中心としたスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営する農業総合研究所は9月9日、 日本農福連携協会とスポンサー契約を締結したことを発表した。
日本農福連携協会は、農業と福祉の連携を推進する全国規模のプラットフォームとして、企業・行政・福祉事業者・農業者など多様な主体と連携しながら、共生社会の実現に向けた取り組みを展開している。
農業総合研究所はその趣旨に賛同し、同協会の活動を継続的に支援。金銭的支援を通じた運営協力のほか、農産品の流通に関する知見の提供や機会創出に協力することで、農福連携の実践的な広がりに貢献する。
農業の現場では、高齢化や人手不足といった課題が深刻化する一方、福祉の領域では就労支援の現場で生産活動を通じた社会参画の機会が求められている。これらをつなぐ「農福連携」は、双方にとって意義のある取り組みとなる。
農業総合研究所はこれまでも、株式会社YELLOW(大阪府泉佐野市)が運営する就労継続支援事業所「カイヅカ・ベース」(大阪府貝塚市)に対し、青果物の袋詰め作業、集荷場運営業務を委託。農業の流通過程におけるこうした業務を福祉事業所が担うことは、地域に根ざした協働モデルとして、農業と福祉の両面における持続性を高めるものと捉えている。同社は今後、日本農福連携協会とタッグを組み、福祉関係者を応援。農産業の発展に資する取り組みを積極的に展開する。
重要な記事
最新の記事
-
令和7年秋の叙勲 西沢耕一元JA石川県中央会会長ら93人が受章(農協関係)2025年11月3日 -
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日


































