ヤンマー本社ビル「環境にやさしい建築賞」で「大阪市長賞」受賞 ヤンマー2016年1月26日
2014年に竣工したヤンマー(株)本社ビルがこのたび「平成27年度おおさか環境にやさしい建築賞」の最優秀賞である「大阪市長賞」を受賞した。
2014年秋に竣工した同ビルは、2012年に創業100周年を迎えたヤンマーが、未来へのソリューションを世界中に発信していく、というコンセプトで建築された。建物外観のデザインモチーフは、「次の100年の航海に漕ぎ出す象徴」として、船の舳先をイメージしたものだ。
これからの100年、資源循環型社会への貢献を目指す同本社ビルには、太陽光発電やガスコージェネレーションシステムによる高効率熱源や、ガスヒートポンプや省エネ性能に優れた空調システムなど、自社製商品をはじめ、「ゼロエミッション」化の技術を多数導入している。
同規模のオフィスビルと比較して、CO2の排出量を約55%以上、低減できる。また建築デザインでは、意匠性と日射遮蔽を考慮し、自然採光や自然換気、雨水の利用など、自然の恵みを最大活用するとともに、ゼロエミッションビル化を視野に入れた効率的空調・給電システムなど、多様な技術を導入している。 環境に配慮した多くの設備や、周辺の景観と調和したシンボリックな外観デザイン、中間免震構造を採用した優れた耐震性などが高く評価された。
◎ヤンマー本社ビル概要
・建築主:セイレイ興産株式会社
・所在地:大阪市北区茶屋町1番32号
・竣工:2014年9月
・設計:株式会社日建設計
・建物階数/高さ:地上12階、地下2階、
塔屋2階/71.3m
・延床面積:約21.000平方メートル
・主要用途:B2~4階:商業ビルフロア、5階:中間免震階、6階~最上階:ヤンマーグループ本社オフィス
(写真)YANMAR FLYING-Y BUILDING
(関連記事)
・「2015国際ロボット展」に無人農機「ロボトラ」を出展 ヤンマー (15.12.01)
・大規模農家向け 新大型トラクター発売 ヤンマー (15.11.25)
・操作性・環境性能さらに高め 3条・4条コンバイン新登場 ヤンマー (15.11.16)
・首都の街角にトラクタを展示 ヤンマー (15.11.09)
・「東京モーターショー2015」に農機出展 ヤンマー (15.10.23)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































