ベトナム・ハノイ市に現地法人を設立 サカタのタネ2017年8月22日
(株)サカタのタネは、グローバル戦略の一環として、市場の急成長が続くベトナム・ハノイ市に新たに現地法人を設立する。
同社は2018年4月、ハノイ市に現地法人の設立を予定しているが、同社にとってアジアでは5番目の現地法人となる。この現地法人の設立により、ベトナム現地での営業活動を加速させるとともに、同社の海外拠点との連携を深め、グローバル体制の強化を図っていく。
名称は「Sakata VietnamCo.,Ltd」(仮称)。資本金は150億ドン(約7500万円)で、同社の100%子会社となる。事業内容は種子の輸入と販売、試験栽培で、従業員は発足時11名、売上高目標は、5年後に4億円.10年後に9億円を目指す。
ベトナムのGDP成長率は堅調で、この5年間は毎年5~6%台の成長を続けている。また人口はASEAN加盟国内では、インドネシア、フィリピンに続く3位の9270万人となっている。
経済成長と合わせて、国内消費の増加・活性化が予想されており、野菜の消費量の増加にともない、種子の消費量も伸びていくものと期待されている。
同社はベトナムで、1990年代から代理店を通じて野菜の種子を販売してきた。近年の急速な経済成長に伴い、ベトナムの野菜市場ニーズや園芸作物のトレンドも大きく変化しており、そうした動きにきめ細かく対応していくため、現地法人を設立することにしたものだ。
ブロッコリーなど主力商品を中心に、営業活動を活性化させ、海外拠点との連携を深めていくことで、グローバル体制の強化を図っていく考えだ。
(関連記事)
・ナス「ごちそう」でコラボ定食 「丸の内タニタ食堂」でサカタのタネと農業女子プロジェクト(17.07.26)
・タニタ食堂でサカタのタネのナス提供(17.06.22)
・「食べる」で訴求 絵袋種子にレシピ サカタのタネ(17.06.20)
・黄化葉巻病耐性の大玉トマト「麗妃」 サカタのタネ(17.06.08)
・ペチュニア4品種を遺伝子組換え体のため回収 サカタのタネ(17.06.01)
重要な記事
最新の記事
-
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日 -
「農林水産業みらいプロジェクト」2025年度助成 対象7事業を決定2025年12月19日 -
福岡市立城香中学校と恒例の「餅つき大会」開催 グリーンコープ生協ふくおか2025年12月19日 -
被災地「輪島市・珠洲市」の子どもたちへクリスマスプレゼント グリーンコープ2025年12月19日


































