東京・JAビルで高校生がマルシェ2013年3月27日
JA全中は3月26日、東京・大手町のJAビル4階農業・農村ギャラリー「ミノーレ」で「高校生"みんなDE笑顔"マルシェ」を開催した。
これは、JA全中が昨年4月から取り組んできた「全国高校生 みんなDE笑顔プロジェクト」の取り組みの一つだ。
このプロジェクトでは、全国の高校生から食と農をテーマにした東日本大震災の被災地支援や地域活性化のアイディアを募集。2部門合計で、のべ134校194プランの応募があり、その中から17プランが入賞した。
入賞した高校生らが、そのアイディアの成果を実際に販売する「マルシェ」は、1月に東京・有楽町駅で開催したのに続き2度目。
今回は、被災地コラボレーション部門5校と地域活性化プロジェクト部門2校の計7校が出店した。
京都府立桂高校は、福島県会津地方の伝統野菜を使ったお菓子を開発した。このプロジェクトに参加した成果として、「会津の伝統野菜を知り、京野菜と同じく生産者が減っていること、歴史的に2つの町は共通点があることなどを学ぶことができた。また、原発事故による風評被害の実情を学んだことで、生徒らのモチベーションも高まった」(同校担当教諭)という。
山形県川西町の特産物「紅大豆」を使った料理やお菓子を開発した山形県立置賜農業高校の生徒は、「地元でもほとんど知られていない紅大豆だが、県外でもアピールする機会が得られてとても嬉しい。このイベントをきっかけに知名度をアップしたい」と、この1年間の活動の手応えを感じていると語った。
マルシェはこの日の11時から14時まで行われ、お昼時には多くの客が訪れるなど大盛況だった。
(写真)
試食を出して、商品の説明をする高校生ら。どの商品も「おいしい」と好評だった。
(関連記事)
・高校生が食と農で被災地支援 JA全中「みんなのよい食プロジェクト」(2013.01.30)
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