地域活性化の優良事例 23地区を選定2014年5月16日
内閣官房、農水省は5月13日、全国の23地区を農山漁村活性化や地域住民の所得向上を実現した優良事例「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として選定した。
この選定は今回が初めて。今回は2月から3月にかけて公募を行い、全国から251地区の応募があった。
あわせて、ロゴマークの募集も行っており、これは山形市のグラフィックデザイナー・松岡英男(37)さんの作品が選ばれた。農山漁村の原風景をモチーフに、地域住民の絆、たゆまぬ向上心、暖かい手作りが農山漁村を支えていることをイメージした(=右)。
選定された23地区への選定賞授与式や交流会などは、6月中頃に首相官邸で開催される予定。
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選定された23地区と団体名、活動の名称は次の通り。
▽北海道富良野市・富良野オムカレー推進協議会「ご当地カレーがつなぐ人の輪・農村の輪」
▽北海道標津町・標津町エコ・ツーリズム交流推進協議会「農林水産業など地域資源活用型感動交流体験」
▽岩手県盛岡市・三陸に仕事を!プロジェクト「浜のミサンガ「環」」
▽宮城県仙台市・東北 食の力 プロジェクト「生産者支援と飲食店をベースとした、都市と地域をつなぐプラットホームプロジェクト」
▽茨城県つくば市・宍塚の自然と歴史の会「里山の自然と智恵と文化の絆を次世代へ」
▽東京都板橋区・ハッピーロード大山商店街振興組合「全国ふる里ふれあいショップ 『とれたて村』」
▽山梨県北杜市・えがおつなげて「都市と農村をつなぐ企業ファーム」
▽富山県富山市・大長谷村づくり協議会「ながたん農援隊」
▽石川県金沢市・金沢大地/アジア農業/金沢農業「能登の里山里海を再評価し、有機農業を推進」
▽愛知県南知多町・篠島お魚の学校「島の旨いを届けたい!!篠島お魚の学校」
▽三重県多気町・せいわの里「豊かな資源と先人の知恵で農村と都市を繋ぐ」
▽大阪府泉南市・ハートランド「障がい者雇用の職域として農業の可能性へのチャレンジ」
▽奈良県奈良市・植村牧場「日本一遅れた牧場と奈良の名物アイス」
▽和歌山県那智勝浦町・色川地域振興推進委員会「移住者受け入れをバネに地域再生」
▽島根県邑南町・邑南町観光協会「A級グルメ立町の実現を通じた雇用機会の拡大プラン」
▽広島県庄原市・粟田川流域農地・水・環境を守る会「美味しいお米の故郷をみんなのふるさとに」
▽山口県萩市・ふるさと萩食品協同組合「萩の地魚、もったいないプロジェクト」
▽愛媛県伊予市・佐礼谷地域農地・水・環境保全会「都市との交流による循環型環境保全活動」
▽高知県本山町・本山町特産品ブランド化推進協議会「誇れる田舎『土佐天空の郷』を目指して!」
▽長崎県雲仙市・農事組合法人守山女性部加工組合「世界に認められた伝統野菜『雲仙こぶ高菜』で地域おこし」
▽長崎県壱岐市・島のめぐみ観光農園」プロジェクトチーム「壱岐の島が元気になれば、日本が世界が元気になる!」
▽宮崎県高原町・農事組合法人はなどう「麦を中心とした6次産業化にパワー全開」
▽沖縄県今帰仁村・農業生産法人今帰仁アグー「琉球弧の在来家畜資源を利活用した産業化」
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