女性農業委員7.2% 農水省のまとめ2014年9月30日
農林水産省は8月1日現在の女性農業委員の登用状況のとりまとめを行った。全農業委員に占める女性の割合は7.2%となり、前回調査(平成23年)にくらべ1.5ポイント増加した。
農水省は第22回農業委員統一選挙結果をとりまとめた。沖縄県は9月に選挙が実施されるため集計対象は46都道府県1670農業委員会のうち、改選があった977委員会(委員総数2万85人)。
改選の結果、977委員会で1474人の女性が委員となった。改選がなかった委員会も含め全国の女性農業委員の総数は2538人となった。割合は7.2%で前回調査より1.5ポイント増えた。
都道府県別にみると女性の割合が多いのは、栃木県(13.1%)、長野県(12.0%)、宮崎県(10.7%)、宮城県(10.7%)などとなっている。
沖縄県を除く全国1670農業委員会のうち、1人以上女性の委員がいるのは1157委員会で69.3%となった。岩手県、栃木県、大分県では県内すべての農業委員会で女性が登用されている。
(関連記事)
・【農業改革、その狙いと背景】真の「国富」は豊かな国民生活に 岡田知弘・京都大学経済学研究科教授(2014.09.25)
・有識者会議を開催 JA全中(2014.09.08)
・農業女子目線の新型軽トラ ダイハツ(2014.09.04)
・「地域から広げる」秋の農作業安全確認運動(2014.08.26)
・農業女子プロジェクト 都内でワークショップ(2014.05.21)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































