女性農業委員2572人、7.2% 全国農業会議所2014年11月18日
全国農業会議所は第22回農業委員統一選挙後の農業委員会体制についてまとめた。
選挙は7月6日を中心に実施された(沖縄県は9月)。
農業委員会数は1708委員会で農業委員総数は3万5635人となった。前回改選後(平成23年)にくらべて農業委員会数は市町村合併などで7委員会少なくなり、農業委員総数も445人減った。
女性農業委員は全体で2572人(7.2%)で前回改選後にくらべて513人増加し女性委員の占める割合も1.5ポイント増加した。
女性農業委員の比率が高いのは栃木県で13.1%、長野県12%、宮城県・宮崎県10.7%、岩手県10.4%、群馬県10%などとなっている。
女性農業委員が1人以上いる農業委員会は1179委員会で69%。前回改選後より176委員会増えた。岩手県、栃木県、大分県ではすべての農業委員会に女性委員がいる。また、女性委員が複数いる委員会は824委員会で48.2%を占める。前回改選後より161委員会増えた。
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