農協法改正案の条文を了承2015年3月27日
-自民の農林関係部会-
農林水産省は3月25日、農協法改正案の条文を自民党の農協改革等法案検討PTの合同会議に示した。合同会議として了承し今後、自民党総務会で了承を得て政府は閣議決定して国会に法案を提出する。
改正内容は▽事業運営原則(組合員への最大の奉仕と農業所得の増大)▽理事構成(原則、過半を認定農業者)▽中央会のあり方(全中は一般社団法人化、県中は連合会に)▽監査のあり方(JAに会計士監査義務づけ、業務監査は任意)▽全農・経済連・厚生連の組織変更規定(全農・経済連は農協出資の株式会社へ転換を可能に。厚生連は社会医療法人へ転換を可能に。いずれも選択制)など。
理事構成については地域実態に合わせて例外規定も省令で定める。また、農協出資の株式会社は譲渡制限株式とすることも省令で定める。
(関連記事)
・「農業所得の増大に最大限の配慮」明記(2015.03.20)
・米粉をゼリーやピューレに 米の新用途利用の促進方針(2015.03.19)
・自民党の戦略調査会長に塩谷元文科大臣が就任(2015.03.19)
・食料自給率目標 カロリーベース45% 農水省が基本計画原案(2015.03.19)
・改めて問う 誰のための農協「改革」か 田代洋一・大妻女子大学教授(2015.02.10)
重要な記事
最新の記事
-
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日 -
「農林水産業みらいプロジェクト」2025年度助成 対象7事業を決定2025年12月19日 -
福岡市立城香中学校と恒例の「餅つき大会」開催 グリーンコープ生協ふくおか2025年12月19日 -
被災地「輪島市・珠洲市」の子どもたちへクリスマスプレゼント グリーンコープ2025年12月19日


































