世田谷ものづくり学校でGAP取得食材を用いた給食イベント2018年11月27日
(一社)東の食の会は、GAP認証の取得日本一を目指す福島県が、GAP取得食材を用いた創作メニューを味わう給食イベント「土曜日の学校給食ー未来の食を育てる人・作る人のお話ー」を12月8日、中学校をリノベーションした施設であるIID世田谷ものづくり学校で開催する。
「土曜日の学校給食ー未来の食を育てる人・作る人のお話ー」は、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の委託により、「平成30年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査に係る試行プロジェクト」として実施されている。
給食前の授業は、桃農家の羽根田幸将氏・酪農家の清水大翼氏・Lunny's Veggieの4名が、高い品質の食を生み出す秘訣や食と農業の魅力について話す。
羽根田幸将氏は桃農家「はねだ桃園」の三代目で、2016年9月にGLOBALG.A.P. を約1年半という異例の早さで取得した。300本程の桃の木の徹底した管理を行い、最高の完熟桃を生み出している。現在、国際認証を生かし国内外への販路拡大を目指しており、「ITで、ジャパン・ブランド桃をつくる」桑折町スマート農業実証協議会に参加している。
清水大翼氏は酪農家で、「ファームつばさ」で栄養価が高く濃厚な味わいのミルクが採れるジャージー牛だけを夫婦で育て、乳搾りも一頭ずつ丁寧に搾っている。通称「乳クリエイター」とよばれており、現在はJGAP取得に向けて準備を行っている。
Lunny's Veggieは、「未来の笑顔をシェアする」をコンセプトに活動する藤田承紀氏とタロアウト氏によるフード&デザインユニット。環境省の「つなげよう支えよう森里川海プロジェクト」のアンバサダーも務めている。藤田承紀氏は菜園料理家で、福祉レストラン「らんどね空と海」シェフをしており、現在は各種アレルギー、ビーガンに対応した料理教室、ケータリング、レシピ開発を展開している。タロアウト氏は、キャラクターアーティスト・イラストレーターで、最近ではジョンマスターオーガニックやスターバックスのイラストを手がけた。
給食は、Lunny's VeggieがGAP取得野菜でつくった料理をつくる。メニューは、ロースト白菜・カラフルトマトのマリネ、ルレクチェのサラダ、柿と小松菜とくるみのサラダ、トマト・キャベツ・ネギ・ニラ・干し椎茸のスープリゾット、焼きりんごとなっている。
また、福島県内でも出回っていない、ジャージー牛乳をウェルカムドリンクとして提供する。
イベントの参加者には福島県で太陽をたくさん浴びて育ったりんごを100%使用し、セミドライ製法でみずみずしくてしっとり甘いドライフルーツ「福島そだちりんごポリフェノールのチカラ」のプレゼントがある。この商品は、日本発、世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalと東日本食品産業の長期的支援を目的に活動する東の食の会による、食べて社会貢献ができる商品となっている。
日時:12月8日(土)12:00~15:00
会場:IID世田谷ものづくり学校3階301号室(東京都世田谷区池尻)
【参加費(給食とドリンクのセット)】
・11月限定!早割大人チケット:1800円
・子どもチケット(小学生~高校生):1000円
・小学生未満:無料
・12月~通常大人チケット:2300円
【持ち物】
・MY箸
・MY取り皿
・MYコップ
【参加フォーム】
11月中早割!GAP取得日本一を目指す福島県の若手農家とLunny's VeggieのGAP給食イベント!土曜日の学校給食?未来の食を育てる人・作る人のお話?
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