サタケ八重山ヤシ記念館 来館者が2万人を突破2016年3月25日
公益財団法人サタケ技術振興財団(所在地:東広島市、佐竹利子理事長)が開設した「サタケ八重山ヤシ記念館」(沖縄県石垣市)の来館者が3月19日に累計2万人を突破した。2万人目の来館者には、無洗米GABAライスなどの記念品が贈られた。
「サタケ八重山ヤシ記念館」は、石垣島に自生する「リュウキュウヤエヤマヤシ」が新種であることを世界で初めて発見し、学名「サタケンチャ・リュウキュウエンシス」にその名を残すヤシ研究の世界的権威者・佐竹利彦氏の志を偲び、石垣市民をはじめ多くの人たちにヤシを紹介して地域振興や植物学の発展に貢献することを目的に、2005年1月に開館した。
世界の代表的なヤシの種子や、リュウキュウヤエヤマヤシの生態に関する展示のほか、屋上から眺望できるリュウキュウヤエヤマヤシの群落と川平湾の風景などが好評で、開館以来多くの来館者を迎えてきた。
3月19日には、ついに来館者数が累計2万人を突破、記念すべき2万人目の来館者には無洗米GABAライスや、ヤシ加工品などの記念品が贈られた。
同財団では、昨年1月に開館10周年を迎えたことから、周辺道路の改修や駐車場の拡充などを行い、来館者の利便性向上に努めてきた。同財団は今後も、石垣島観光の振興とヤシについての認知度向上に取り組んでいく考えだ。
(写真)サタケ八重山ヤシ記念館2万人目の来館者、サタケンチャゾーン
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