米:30年産米全国JA調査
【JAcom緊急調査】30年産米1等米比率全国71%-地域差は大きい2018年10月31日
・収量少ないが品質は維持
・高温障害で悪化
・30年産米産地の声
JAcomが10月23日から29日までに全国240JAの米担当者から緊急に聞き取りした30年産米の作柄調査で調査時点で回答のあった1等米比率を集計したところ71.3%と推計された。
調査時点でJAの検査結果を回答してもらったほか、担当者の見込み数値も含まれる。また、収穫がスタートしたばかりで検査結果が得られていない地域などは集計していない。
作況指数が94、95などと推計された県でも1等比率は95%を超えるなど品質に影響はなく担当者からは「粒が小さいため収量は少ない見込みだが、品質はいい」、「カメムシ被害が少なかった」、「登熟期に過度に温度が上がらなかった」(東北地方)の声も聞かれた。
ただ、地域差は大きく、日本海側では台風の影響で「長雨で刈り取りが遅れ倒伏等で品質が悪くなった」との声や、「高温障害による乳白・未熟粒が多い」と高温の影響を心配する声もあった。
作況が比較的高い九州地方でも高温と台風によるもみ擦りなどによる品質悪化を懸念する声が聞かれた。

(関連記事)
・全国作況100 北海道は不良「90」ー30年産水稲(18.09.28)
・全国作況102の「やや良」-米穀データバンク予測(18.08.07)
・特Aは43産地銘柄 魚沼コシは特A逃す-29年産米食味ランキング(18.03.01)
・新潟コシ 先物市場でストップ高(18.02.20)
・29年産米の値上がりと30年産問題(17.12.18)
・【米生産・流通最前線2017】木徳神糧(株) 三澤専務に聞く 29年産米の概算金と流通(17.09.22)
重要な記事
最新の記事
-
スーパーの米価 前週から23円上昇し5kg4335円 過去最高値を更新2025年12月5日 -
支え合い「協同の道」拓く JA愛知東組合長 海野文貴氏(2) 【未来視座 JAトップインタビュー】2025年12月5日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】『タコ市理論』は経済政策使命の決定的違反行為だ 積極財政で弱者犠牲に2025年12月5日 -
食を日本の稼ぎの柱に 農水省が戦略本部を設置2025年12月5日 -
JAの販売品販売高7.7%増加 2024年度総合JA決算概況2025年12月5日 -
ポテトチップからも残留農薬 輸入米に続き検出 国会で追及2025年12月5日 -
生産者補給金 再生産と将来投資が可能な単価水準を JAグループ畜酪要請2025年12月5日 -
第3回「食料・農林水産分野におけるGX加速化研究会」開催 農水省2025年12月5日 -
新感覚&新食感スイーツ「長崎カステリーヌ」農水省「FOODSHIFTセレクション」でW入賞2025年12月5日 -
(464)「ローカル」・「ローカリティ」・「テロワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月5日 -
【スマート農業の風】(20)スマート農業を活用したJAのデジタル管理2025年12月5日 -
「もっともっとノウフク2025」応援フェア 農福連携食材を日替わりで提供 JA共済連2025年12月5日 -
若手職員が"将来のあるべき姿"を検討、経営層と意見交換 JA共済連2025年12月5日 -
IT資産の処分業務支援サービス「CIRCULIT」開始 JA三井リースアセット2025年12月5日 -
「KSAS Marketplace」に人材インフラ企業「YUIME」の特定技能人材派遣サービスのコンテンツを掲載 クボタ2025年12月5日 -
剪定界の第一人者マルコ・シモニット氏が来日「第5回JVAシンポジウム特別講演」開催2025年12月5日 -
野菜との出会いや季節の移ろいを楽しむ「食生活に寄り添うアプリ」リリース 坂ノ途中2025年12月5日 -
施設園芸向け複合環境制御装置「ふくごう君III」に新機能「ハウスリモコン」搭載 三基計装2025年12月5日 -
クリスマスを彩る米粉スイーツ&料理レシピ・アレンジを公開 米粉タイムズ2025年12月5日 -
「クリスマスいちご」最高金賞は2年連続で埼玉県本庄市「べにたま-X-」日本野菜ソムリエ協会2025年12月5日


































