売上高は1498億6000万円 雪印メグミルク第1四半期業績2017年8月10日
雪印メグミルク(株)は8月9日、平成30年3月期第1四半期(平成29年4月1日~平成29年6月30日)業績を発表した。
同社は「グループ中期経営計画2019」に基づき、収益基盤の強化等に注力した結果、売上高は前年同期比1.5%増の1498億6000万円となった。
日本の経済は、緩やかな回復基調にあるものの先行きは不透明な状況が続いている。食品業界では、新たな価値を訴求する商品の投入も見られるが、低価格品と高付加価値品に志向が多様化する中で、需要はまだら模様の状況となっている。
こうした経営環境下で同社グループは、「グループ中期経営計画2019」に基づき、収益基盤の複数化およびキャッシュ・フローの最大化に取組んできた。
機能性ヨーグルトなどの高付加価値商品の戦略的拡販、チーズなどの主力商品のシェア拡大、およびニュートリション事業分野における新市場への展開拡大などによる、将来の成長に向けた収益基盤の強化などに努めてきた。
その結果、同第1四半期の売上高は1498億6000万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は58億400万円(同10.8%増)、経常利益は61億2700万円(同17.8%増)、親会社に帰属する四半期純利益は33億2600万円(同5.5%減)となった。
分野別では、乳製品、飲料・デザート類、飼料・種苗の各部門とも増収増益となったが、その他(不動産賃貸、共同配送センター事業)部門は減収減益となった。
(関連記事)
・磯分内工場に200億円の設備投資 雪印メグミルク(17.07.31)
・夏休みの自由研究用サイトを開設 雪印メグミルク(17.07.21)
・CO2削減で一斉消灯 雪印メグミルク「キャンペーン」で(17.07.13)
・酪農・牛乳を身近に 「牛乳まつり」開催 雪印メグミルク(17.06.06)
・人事異動(6月1日付) 雪印メグミルク(17.05.17)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日 -
農業経営効率化へ 青果市況情報アプリ「YAOYASAN」に分析機能追加 住友化学2025年10月31日


































