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第1回Z-GIS・ザルビオWEBミーティングを開催 新機能や活用事例を紹介 JA全農2022年7月14日

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JA全農耕種総合対策部スマート農業推進課は、7月1日に「第1回Z-GIS・ザルビオWEBミーティングinあくラボ」を東京・大手町のAgVentureLabで開催した。今回もZoomとYouTubeで同時配信され、Z-GIS、ザルビオそれぞれに搭載された新機能や、ユーザーの活用事例が紹介され、約180名から参加申し込みがあった。

挨拶をする平野課長挨拶をする平野課長

開会のあいさつで、JA全農耕種総合対策部スマート農業推進課の平野課長は「今年は円安やウクライナ危機などの要因で生産資材の価格が上昇しており、肥料については特に厳しい状況となっている。こうした背景があるためか、ザルビオを利用した可変施肥に対する期待が高まっており、各地で実証実験が行われている。『みどりの食料システム戦略』への対応もあるため、今後もザルビオが注目を集めるものと思っている。」と述べた。

続いて、AgVentureLabの藤田氏がJAアクセラレーターについて、食、農、地域の暮らしの社会課題を解決するスタートアップ企業を支援するプログラムであることを説明。2019年から3年にわたり、24社をサポートしており、今年度も9社をサポートすると述べた。

WEBミーティングの内容は下記の通り。

第1回Z-GIS・ザルビオWEBミーティングを開催 新機能や活用事例を紹介 JA全農

◎Z-GIS
機能強化や新機能として、補助図形機能の強化、連続印刷ビュー機能の実装、ザルビオ連携の強化、ZLinkの実装が紹介された。

補助図形機能については、従来のラベルとは別に補助図形としてメモを張り付けられるようになった。メモは改行や場所の移動ができ、大きさの変更もできる。また、四角と矢印の補助図形はctrlキーを押しながらマウスのホイールを操作することで、縦横比の調整ができるようになった。

連続印刷は従来だと範囲をイメージしながら印刷する必要があり、実際に印刷される範囲が分かりにくいという意見があった。連続印刷ビュー機能が実装されたことで、Z-GISで見ている部分が印刷する範囲のどこにあたるのか表示できるようになり、実際に地図を動かしながら印刷範囲を確認できるようになった。

ザルビオ連携も強化され、水稲だけでなく大豆にも対応することで一括登録などが行いやすくなった。また、圃場編集機能が追加され、既にザルビオで連携した圃場はZ-GIS上でポリゴンの形状を編集したり名前の変更ができるようになり、Z-GISでの編集がしやすくなった。

ZLinkは、Z-GISクラウドに保存したファイルやフォルダにハイパーリンクを設定する機能。ハイパーリンクを設定すると、同じGISエクセルであればリンクした内容が維持される。従来もZ-GISにリンクをつけることはできたがローカル限定だったため、ZLinkの実装によって情報の共有がスムーズになった。

◎ザルビオ
ザルビオは衛星データとAIを使って最先端の栽培管理を提案できることが最大の特長。衛星画像を基にして、生育マップや地力マップを表示することができる。WEBミーティング時点では水稲、大豆、麦が対象作物だが7月中のアップデートで、とうもろこし、キャベツ、ブロッコリー、豆類、ばれいしょ、てんさい、菜種等のマップ機能が追加されることが説明された(生育や病害の予測機能は使用できない)。ザルビオは品種や過去の栽培履歴、天候などをAIで分析して作物の生育ステージや病害リスク予測することができ、ユーザーはこれらの情報から施肥や防除の計画を立てることができる。

さらにZ-GISと連携することで、既にZ-GISで圃場を管理しているユーザーであれば、Z-GISから圃場や栽培の情報を一気にザルビオ上で登録ができる。また、ザルビオで予測した生育ステージや病害予測の結果をZ-GISのExcel上に落とすことができるため、Z-GISで表示してどの圃場から防除していく考えることができる。

WEBミーティングでは、ザルビオのスマートフォン版に搭載された3つの新機能について紹介された。ステータスページに表示される航空写真のマップをタップすることで、登録済の圃場のマップ画像が確認できるようになったこと、施肥タスク追加画面の商品選択ページで、カスタム商品の名前を変更したり削除したりできるようになったこと、水稲と大豆について次の生育ステージとその次の生育ステージにいつ到達するか表示できるようになったことが説明された。

◎宮地岳営農組合での活用事例
JA本渡五和とZ-GISとザルビオのユーザーである宮地岳営農組合での活用事例も中継で紹介された。導入した経緯として、Z-GISはJA全農が提供しており価格が安く使いやすいこと、ザルビオは共同防除を適切な時期に行う際に活用できることが挙げられた。また、従来は白地図に手書きで色を塗りながら圃場を管理していたが、Z-GISを使うことで誰が見ても分かるようになったことも魅力として説明された。ザルビオが実際に役立った例として、いもち病のアラートが熊本県の注意報より早い段階で出て、事前に防除を行ったことによりいもち病を防ぐことができたことが紹介された。

次回のZ-GIS・ザルビオWEBミーティングは9月30日の16時より開催予定。

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