人事2024 左バナー 
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
ヘッダー:FMC221007SP
JA全中中央①PC
FMCセンターSP:ベネビア®OD

衛星画像から田植機の肥料散布を自動制御 JA全農とクボタ、BASFがシステム連携 石川県で実証試験2023年5月16日

一覧へ

JA全農とクボタ、BASFジャパンは5月15日、JA全農とBASFが進める栽培管理支援システム「ザルビオフィールドマネージャー」と、クボタの営農・サービス支援システム「KSAS(ケーサス・クボタスマートアグリシステム)」を連携させた実証試験を石川県で始めたと発表した。人工衛星の画像からほ場の生育のばらつきをAIで解析して田植機からの肥料の散布量を自動的に調節する仕組みで、試験結果を評価したうえで2024年のリリースを目指している。

全農クボタシステム連携1実証試験の様子.jpg石川県で行われた実証試験の様子

JA全農とBASFが普及を進める「ザルビオフィールドマネージャー」は、衛星画像とAI解析によって生育の予測など最適な栽培管理を支援するシステムで、画像解析で生育状況を見える化し、場所ごとに施肥量を調節する「可変施肥マップ」を作成することができる。

一方、クボタの「KSAS」は、電子地図を使って作付計画の作成やほ場ごとの作業状況などを管理するシステムで、作物・作業情報の見える化を通して質の高い農作物の生産をサポートしているが、施肥作業を調節する「可変施肥マップ」は、生産者の経験による感覚などで作成されていた。

全農クボタシステム連携2ザルビオ(R)-フィールドマネージャーで作成した可変施肥マップ(左図)をKSASに取り込んだイメージ(右図).jpg

ザルビオフィールドマネージャーで作成した可変施肥マップ(左図)をKSASに取り込んだイメージ(右図)

今回の両システムの連携により、衛星画像をもとに作成された「可変施肥マップ」が、USBメモリーなどを介さず直接、クボタのKSAS対応田植機にデータ移行できることになった。
実証試験は、石川県の白山市と津幡町の2か所のほ場で始まり、5月に田植えが行われた。今後、周辺のほ場との収量の差やユーザーによる機能や操作性の評価も行ったうえで、2024年春に連携機能の正式リリースを予定している。

国内の農業をめぐっては、生産者の減少や高齢化に伴う農地集積により経営規模が拡大する傾向にあり、スマート農業の導入が生産現場に不可欠となっている。JA全農などは、実証試験の結果を踏まえて田植機以外の可変施肥対応農機への展開も検討することにしている。

重要な記事

240401・シンジェンタ粒粒マイスター:右上長方形SP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る