TPP日米協議 北京へ交渉続く2014年11月6日
TPP(環太平洋連携協定)交渉の農産物分野の日米実務者協議が11月5日東京で行われた。8日には北京でTPP閣僚会合が開かれる予定で、6日以降は同地でも実務者協議が続けられる。
大江首席交渉官代理と米国通商代表部(USTR)のヴェッター首席農業交渉官が協議した。
協議終了後に大江首席交渉官代理は記者団との会見に応じ「かなり物事は進んでいる。ただ、残っている問題はだいぶ少なくなってきているが、いちばん難しいところが残っているということ」と話したが「だいぶ見晴らしはよくなったと思う」と述べた。
交渉の内容は明らかにされないが、農産物の関税問題をめぐる日米協議全体の進展状況について「9合目? そうかもしれません」との認識も示した。
また、米国の中間選挙結果で共和党が勝利したことについて「それが即、日米交渉に与える影響はないと思う」と述べた。
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