研修後、就農するが9割超える 青年就農給付金受給者アンケート2015年9月9日
農林水産省は9月4日、平成26年度に青年就農給付金を受給した人に対してアンケート行い、結果を公表した。調査期間は2月18日~8月4日。
回答数は給付金の「準備型(注)」が2374人、「経営開始型(注)」が9980人だった。
【準備型】
「給付金はどんな効果があったか」という問いに対して、66.8%の受給者が「安心して研修に専念できた」と答えた。他にあげられた効果は「就農を決意するきっかけになった」が26.3%、「特に効果はなかった」や「その他」が6.9%だった。
「研修終了後、就農するか」について、「はい」と答えたのは99.7%だった。
【経営開始型】
「給付金はどんな効果があったか」という問いに対して、42.0%の受給者が「安心して経営に専念できた」と答えた。他の効果として「設備投資や規模拡大ができるようになった」が36.6%、「就農のきっかけになった」が17.9%、「特に効果がなかった」や「その他」の回答は3.5%だった。
「給付金は経営の安定に役立つか」は、98.1%の受給者が「はい」と答えた。「就農6年目以降も農業をつづけるか」は、99.6%の受給者が「はい」と答えた。
(注)「準備型」は、就農に向けて都道府県の農業大学校等で研修を受ける人に対しての給付金。「経営開始型」は、経営開始直後の新規就農者に対しての給付金。
(関連記事)
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