野菜の衛生管理で加工業者と消費者に調査 農林水産省2018年9月11日
農水省は、情報交流ネットワーク事業の流通加工業者モニターと消費者モニター1392人を対象に、野菜・果実の衛生管理についての意識、衛生管理の取り組みについて全国調査を行った。
生で食べる野菜・果実の衛生管理の取り組み状況について、流通加工業者の回答は「取り組んでいる」34.9%、「一部取り組んでいる」32.0%に対し、消費者の回答は「取り組んでいる」54.0%、「概ね取り組んでいる」41.2%で、消費者の方が意識が高いことがわかった。
また、購入する際に重要視する点については、流通加工業者・消費者ともに「味・鮮度」の回答が多かったが、次位は流通加工業者は「安全性」に対し、消費者は「価格」となった。
衛生管理の下で生産された農産物が割高の場合について「少しくらい割高であっても取引する」と答えたのが、流通加工業者は93.2%、消費者は78.2%となり、ともに衛生管理に関する意識が高いことがわかった。
この全国調査の統計は下記から閲覧できる。
平成29年度 農林水産情報交流ネットワーク事業 全国調査
野菜の衛生管理に関する意識・意向調査
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