バニラ栽培で東京大学と協業の検討開始 日本アジア交流財団2020年9月10日
日本アジア交流財団と東京大学は、バニラ栽培における生産性を高める新しい農業技術、新種開発や収益性の高い事業創造に向け、年8月から共同での事業検討を開始した。具体的な協業内容については決定次第、発表の予定。
協業により、両者が保有するノウハウ、人脈等のシナジー効果により、バニラ栽培における生産性を高めるとともに、発展途上国の持続的発展を支援する。
バニラは、健康志向の高まりから天然原料への需要が伸びており、途上国の所得向上により嗜好品への需要が伸びているため近年価格は急激に上昇。ここ5年で10倍を超える値上がりとなっている。
同じ重さの銀の価格を超えたことから、世界的に「バニラ・クライシス」といわれる事態になっている。
日本アジア交流財団は、10年以上にわたり、アジア各国への投資、ボランティア活動、技術指導などを実施。カンボジアでは、海外NGOで初めてカンボジア教育省認定の教科書を作成、配布した。アジアの成長を日本の利益として取り込むだけではなく、現地へのボランティアなどで貢献することによって還元することをめざしており、ESG投資の一環として特に農業事業に注力している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(165)食料・農業・農村基本計画(7)世界の食料供給の不安定化2025年10月25日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(82) 4-キノリル酢酸【防除学習帖】第321回2025年10月25日 -
農薬の正しい使い方(55)防除の要は第一次伝染時【今さら聞けない営農情報】第321回2025年10月25日 -
オリーブと広島【イタリア通信】2025年10月25日 -
【特殊報】果樹全般にチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で発生と加害を初めて確認 広島県2025年10月24日 -
東京と大阪で「業務用米セミナー&交流会」 グレイン・エス・ピー2025年10月24日 -
どうなる日本の為替・金利の行方? 合理的価格形成のあり方は? アグリビジネス投資育成がセミナー(1)2025年10月24日 -
どうなる日本の為替・金利の行方? 合理的価格形成のあり方は? アグリビジネス投資育成がセミナー(2)2025年10月24日 -
【人事異動】農水省(10月21日付)2025年10月24日 -
生産者の米穀在庫量257kg 前年同月比17.4%減 農水省2025年10月24日 -
(458)農業AIは誰の記憶を使用しているか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月24日 -
甘みたっぷりブランド温州みかん 福岡県産「北原早生フェア」25日から開催 JA全農2025年10月24日 -
11月23日は『ねぎ』らいの日「小ねぎフェア」27日から開催 JA全農2025年10月24日 -
関西電力発行のトランジション・ボンドに投資 温室効果ガス削減を支援 JA共済連2025年10月24日 -
滋賀県産近江米「みずかがみ」など約50商品を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年10月24日 -
寒さの中に咲く、あたたかな彩り「埼玉県加須市産シクラメン」販売開始 JAタウン2025年10月24日 -
JAタウン「あつめて、兵庫。」×「お肉の宅配 肉市場」コラボ特別セット販売2025年10月24日 -
【農と杜の独り言】第5回 水田のある博覧会 食料安保考える機会に 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年10月24日 -
ありあけ「横濱ハーバーダブルマロン」で「ミャクミャク」「トゥンクトゥンク」 のコラボ商品発売 国際園芸博覧会協会2025年10月24日 -
鳥インフル スウェーデンからの生きた家きん、家きん肉等 輸入一時停止 農水省2025年10月24日


































