宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
宮崎ガス(宮崎市、須﨑孝一社長)は5月から、宮崎県が推進する「グリーン成長プロジェクト」の一環として、再造林活動方法論で創出された森林由来のJ-クレジットを付加した「カーボン・オフセット都市ガス」を、宮崎県庁本館および県庁庭園内ガス燈に対して供給を開始した。農林中金の媒介により、宮崎ガスが耳川広域森林組合(平野浩二組合長)から購入し、西日本電信電話の宮崎支店のICT技術を活用し、宮崎県諸塚村の民有林を集約化することで組成された。
サービスのスキーム
同サービスは、森林由来 J-クレジットを宮崎ガスが販売する都市ガスに付加し、都市ガスの燃焼時に生じるCO2の全部または一部を再造林活動によって吸収されたCO2で相殺することで、CO2削減に貢献するもので、植栽未済地の解消や伐採跡地に再造林を行う第三者を支援することを目的とした「再造林活動方法論」に基づいて創出された。同法方法論でJ-クレジットを付加したカーボン・オフセット都市ガスの供給は全国で初めて。
宮崎県は「グリーン成長プロジェクト」で脱炭素社会と地域資源を活用した産業成長の実現に向け、再造林率日本一への挑戦に取り組んでおり、今回の供給開始はその取り組みをさらに後押しする。宮崎ガスは同サービスの供給を通し、宮崎県内の J-クレジット市場を活性化することで森林保全、カーボンニュートラルの実現と地域社会の持続的発展に貢献する。
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