25年産「ヒノヒカリ」に2.3万円 概算金「最低保証」で集荷力強化 JAおおいた2025年5月7日
JAおおいたが2025年産米の概算金の保証額を決めた。「ヒノヒカリ」で1等米60キロ当たり2万3000円。6月30日までに出荷契約を交わした農家に支払いを保証する。
4月30日に開いた理事会で承認した。
JAおおいたでは例年、6月末までに農家と出荷契約を交わす段階では金額は示さず、9月に入るか入らないか頃、普通期の米の概算金を示してきた。概算金の最低保証額を出荷契約時に示すのは初めてだ。
同JAは「早めに保証額を示すことで集荷を強化し、農家も安心して米づくりができる」。保証額は最低の支払額で「情勢によって追加することもあるが、米価が下がっても、6月末までに契約した農家にはこの額までは保証する」(農産課)と説明する。出荷契約には予定どおり出荷しなかった場合の違約金の定めもあるが、違約金を取ったことはない。
今後の米価については「米農家の多くが高齢化していることもあって急な増産は難しいので、25年産もそれほど下がることはないが、流通が安定すれば価格も落ち着くのではないか」と見通し、「現状の小売価格は異常だと思う。生産者には再生産が可能で、消費者は安心して買える価格に落ち着いてほしい」(農産課)と話した。系統集荷の強化で流通の安定に貢献することをめざす。
重要な記事
最新の記事
-
国旗と国歌になに思う【小松泰信・地方の眼力】2025年12月10日 -
本日10日は魚の日 お得な「おさかなBOX」など100商品を特別価格で販売 JAタウン2025年12月10日 -
坂もの野菜祭り「三嶋大根祭り」20日に開催 JAふじ伊豆2025年12月10日 -
農業融資実践力強化のフォローアップ研修 34県域124JAの約190人が参加 農林中金2025年12月10日 -
物価高騰対策 農・商工業者向け25%プレミアム付き電子クーポン発行 茨城県境町2025年12月10日 -
新時代の米づくりアワード「節水栽培米グランプリ」受賞者を発表 NEWGREEN2025年12月10日 -
島崎遥香も登場 狭山茶の魅力に迫る「埼玉逸品トークショー in バーチャル埼玉」開催2025年12月10日 -
第1弾は栃木県産とちあいか「果汁グミSpecial」新登場 期間限定発売 明治2025年12月10日 -
「節匠削匠鰹本枯節」大日本水産会会長賞 受賞 マルトモ2025年12月10日 -
野菜ソムリエプロ・緒方湊氏と連携「亀岡野菜」魅力発信プロジェクト始動 京都府亀岡市2025年12月10日 -
評価済200圃場の80%でバイオスティミュラントの費用対効果を確認 AGRI SMILE2025年12月10日 -
脱炭素型農業と農家支援の強化へ JA新しのつ等4者で包括連携協定 フェイガー2025年12月10日 -
親子で有機にふれて楽しむ「たんばオーガニックフェア2025」開催 兵庫県丹波市2025年12月10日 -
山形養豚生産者が伝える産地の今 全国リレー交流会開催 パルシステム埼玉2025年12月10日 -
埼玉県吉川市と「包括連携協定」締結 カインズ2025年12月10日 -
共同事例を公開 養液土耕から隔離栽培への移行プロセスを整理 ココカラ2025年12月10日 -
ヤンマーから営農型太陽光発電建設工事を受注 スマートブルー2025年12月10日 -
パルシステム若者応援基金 児童養護施設で暮らす「普通の子ども」の今を報告2025年12月10日 -
ココトモファーム「ノウフク・アワード2025」でグランプリ受賞2025年12月10日 -
「赤村有機農業まつり」開催「有機野菜のジェラート」を販売 グリーンコープ生協ふくおか2025年12月10日


































