農政:緊急企画:許すな!日本農業を売り渡す屈辱交渉
日米の新たな通商交渉について【小林光浩・JA十和田おいらせ代表理事専務】2018年10月9日
我々、地域の農業者・農協は、TPP11加盟によって地域農業・農村がますます衰退することを危惧しています。ですから日本がTPPに加盟した今でも納得しているわけではありません。
しかし、政府がTPP加入では、日本の農業・農村が元気になる政策を確立するという言葉を信じて我慢しているのです。
そして、これまでアメリカについては、TPP以上の農業犠牲を伴う通商交渉には応じないで、TPPにアメリカを加盟する方向を支持するという言葉を信じてきました。
それなのに、今回の新たな日米通商交渉をすすめる政府の姿は、国民を騙す行為にしか見えません。完全な裏切り行為だと思います。
従って、新たな日米交渉には反対であり、その交渉で(1)農業者を裏切る結果となること、(2)日本農業や農村がこれ以上衰退すること、なによりも(3)日本の食料自給率向上の邪魔となること、これらの3点を内容とする交渉は断じて認めるわけがなく、そんな政府を支持する気持ちもありません。
(TAGに対する緊急特集の最近の記事)
・農業者を愚弄するんじゃねえ!【時田則雄】
・トランプの狙いはTAG(日本語)という名のFTA(英語)でTPP以上を実現すること【谷口信和・東京大学名誉教授】
・止めるしかないTPP超え必至の交渉【磯田宏・九州大学教授】
・これは「トランプ(T)、安倍(A)のごまかし(G)」だ【国民民主党・玉木雄一郎代表】
・国民とTPP11参加国への裏切り【田代洋一横浜国大・大妻女子大名誉教授】
・きちんと説明を【阿部勝昭・JAいわて花巻代表理事組合長】
この特集の記事は下のまとめページからご覧ください。
TAGに対する緊急企画「許すな!農業を売り渡す屈辱交渉」のまとめページ
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日