秋冬野菜の収穫量4%減2017年8月31日
28年産秋冬野菜等の作付、収穫量統計
農水省は、「平成28年産指定野菜(秋冬野菜等)及び指定野菜に準じる野菜の作付面積、集荷量及び出荷量」をまとめ29日に公表した。
これによると28年産指定野菜の「秋冬野菜」作付面積は9万4600haで、前年産より1500ha(2%)減少した。収穫量は302万1000t、出荷量は242万2000tで前年に比べそれぞれ11万8000t(4%)、9万3000t(4%)減少した。また「ほうれんそう」の作付面積は2万700haで同300ha(1%)減った。収穫量は24万8100tで同2700t(1%)、出荷量は20万8100tで同1700t(1%)減少した。
「指定野菜に準じる野菜」の作付面積は15万3900haで、前年産より800ha(1%)減った。収穫量は227万8000tで同10万2000t(4%)減、集荷量は191万7000tで同9万1000t(5%)減だった。
指定野菜「秋冬野菜」の主な品目の状況をみると、「秋冬だいこん」では作付面積が2万1500ha。収穫量は90万6600t、出荷量は69万4500tと前年より5%減少している。
「冬にんじん」は高齢化による作付中止や規模縮小などで作付け面積が前年産より230ha(3%)減り、収穫量も同9%減の24万900t、集荷量は同10%減の20万7400tだった。 「冬キャベツ」は、作付面積は前年産並の1万5400haだったが、9月の多雨等により生育が抑制され、収穫量は前年より5%減の60万5300t、出荷量も同4%減の53万9600tだった。
その一方で「冬レタス」は作付面積は前年産並の8050haだったが、10㌃当たり収量が340kgと前年を70kg(3%)上回り、収穫量は同3%増の18万8600t、出荷量が同3%増の17万4900tとなっている。
なおこの統計の詳細は、農水省ホームページの「統計情報」で入手することができる。
(関連記事)
・【秋冬野菜の病害虫防除】病害虫の活動が活発に!(17.07.27)
・野菜不足と7割が回答 「サラダ白書2017」調査結果(17.07.25)
・加賀野菜で和食塾開催 農業・農村ギャラリー「ミノーレ」(17.07.11)
・「イタリア野菜のすべて」でセミナー(17.07.05)
・野菜の生育および価格、7月は平年並み 農水省(17.07.04)
重要な記事
最新の記事
-
全農 政府備蓄米 全量販売完了 29.6万t2025年9月8日
-
地域の未利用資源の活用に挑戦 JAぎふ【環境調和型農業普及研究会】2025年9月8日
-
【8月牛乳価格値上げ】平均10円、230円台に 消費低迷打開へ需要拡大カギ2025年9月8日
-
頑張らずに美味しい一品「そのまま使える便利なたまご」新発売 JA全農たまご2025年9月8日
-
全国の旬のぶどうを食べ比べ「国産ぶどうフェア」12日から開催 JA全農2025年9月8日
-
「秋田県JA農産物検査員米穀鑑定競技会」を開催 秋田県産米改良協会・JA全農あきた2025年9月8日
-
「あきたこまちリレーマラソン2025」のランナー募集 JAグループ秋田・JA全農あきたが特別協賛2025年9月8日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」北海道で「スイートコーン味来」を収穫 JAタウン2025年9月8日
-
山形県産白桃が1週間限定セール実施中「ジェイエイてんどうフーズ」で JAタウン2025年9月8日
-
ベトナムでコメ生産のバイオスティミュラント資材の実証実施 日越農業協力対話で覚書 AGRI SMILE2025年9月8日
-
温室効果ガス削減効果を高めたダイズ・根粒菌共生系を開発 農研機構など研究グループ2025年9月8日
-
大阪・関西万博など西日本でのPR活動を本格化 モニュメント設置やビジョン放映 国際園芸博覧会協会2025年9月8日
-
採血せずに牛の血液検査実現 画期的技術を開発 北里大、東京理科大2025年9月8日
-
果樹生産者向け農薬製品の新たな供給契約 日本農薬と締結 BASF2025年9月8日
-
食育プログラム「お米の学校」が20周年 受講者1万500名突破 サタケ2025年9月8日
-
野菜ネタNo.1芸人『野菜王』に桃太郎トマト83.1キロ贈呈 タキイ種苗2025年9月8日
-
誰でも簡単 業務用くだもの皮むき機「FAP-1001匠助」新モデル発売 アストラ2025年9月8日
-
わさび栽培のNEXTAGE シリーズAラウンドで2億円を資金調達2025年9月8日
-
4年ぶり復活 秋を告げる「山形県産 ラ・フランス」9日に発売 JR-Cross2025年9月8日
-
農業現場で環境制御ソリューションに取組「プランツラボラトリー」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年9月8日