生産者受け取り価格は小売価格の47.5%2019年4月12日
農林水産省は、平成29年度の食品流通段階別価格形成調査(青果物調査)を行いその結果を公表した。
生産者の青果物全体の出荷先別販売金額の割合は、集出荷先団体(農協など)が71%と最も多く、次いで卸売市場が11.8%と合わせて全体の約8割を占めた。続いて消費者に直接販売が7.8%、小売業4.3%、食品製造業2.4%、外食産業0.7%だった。
調査対象の青果物16品目の小売価格に占める、生産者受け取り価格と流通経費の割合を試算したところ、生産者受取価格は47.5%、流通経費は52.5%となった。
同時に、生産者が集出荷団体に販売した価格(1万2022円)を基に、生産者の出荷先別の生産者受取価格と流通経費の割合を試算。消費者に直接販売した場合の生産者受取価格は1万1761円で小売価格に占める割合が80.1%。小売業に販売した場合は1万3982円で小売価格に占める割合は77.5%となった。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ウメにクビアカツヤカミキリによる被害 県内で初めて確認 三重県2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(1)2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(2)2025年6月27日
-
大人の食育を推進 官民連携食育プラットフォームが設立総会 農水省2025年6月27日
-
全農 備蓄米 出荷済み20万t超える 進度率7割2025年6月27日
-
食品ロス 国民1人当たり37kg 3万1800円損失 2023年度2025年6月27日
-
5月の米の家庭内消費、前年同月比で減少幅拡大 米価高騰が消費冷ます 米穀機構2025年6月27日
-
(441)「とんかつ」はなぜ各国で愛されているのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月27日
-
【JA人事】JA松山市(愛媛県)阿部和孝組合長を再任(6月20日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAめぐみの(岐阜県) 新組合長に渡邉健彦氏2025年6月27日
-
【JA人事】JA木曽(長野県)新組合長に亀子宗樹氏(5月29日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAおちいまばり(愛媛県)渡部浩忠理事長を再任(6月25日)2025年6月27日
-
【JA人事】JA仙台(宮城県)藤澤和明組合長を再任2025年6月27日
-
果樹王国和歌山から旬を届ける「みのりみのるマルシェ」東京・大阪で開催 JA全農2025年6月27日
-
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 栃木県産にっこり梨SODA」新発売 JA全農2025年6月27日
-
【役員人事】農協観光(7月1日付)2025年6月27日
-
【生乳需給で中酪要請】酪農9700戸割れ 家族経営支援に重点、離農高止まりに危機感2025年6月27日
-
【役員人事】全国農協保証センター(6月26日付)2025年6月27日
-
適用拡大情報 殺虫剤「プレバソンフロアブル5」FMC2025年6月27日
-
【役員人事】日本協同組合連携機構(6月26日付)2025年6月27日