179JAが会長表彰 24年度JA共済優績組合表彰式2025年5月15日
JA共済連は5月15日、東京都内で令和6(2024)年度JA共済優績組合表彰式を開いた。179JAがJA共済連経営管理委員会会長表彰を受賞するとともに、36JAが普及活動特別賞を受賞した。
あいさつする青江会長
青江伯夫経営管理委員会会長は「昨年は世界情勢の不安定化、第2次トランプ政権の発足、令和の米騒動、地震や自然災害の多発などさまざまことが起きた。そうしたなか共済事業推進に努力をいただき感謝申し上げる」と関係者に謝意を表すとともに「JA共済は節目の創立75周年を迎えた。これからは不易流行を胸に今日から動き、新たなJA共済のうねりをお互い起こしていこう」と呼びかけた。
来賓の山野徹JA全中会長は「南北に長く四季がある日本列島では多様で豊かな農業が営まれると同時に、さまざまな災害に直面している。災害が起こるたびに改めて共済事業の必要性が再確認される。JA共済は誠意を持って被害にあった人々に寄り添い迅速な共済金の支払いをはじめ多大な貢献をしている。全国の組合員、役職員が安心して生活し営農に集中できるのはJA共済という相互扶助の備えがあるからだと実感している。今後も自信と誇りを持って事業に取り組むことを期待する」とあいさつした。
JA共済大賞を受賞したのはJAふくしま未来、JAあいち知多、JA兵庫六甲の3JA。
右からJAふくしま未来・数又組合長、JAあいち知多・伊藤専務、JA兵庫六甲・石丸副組合長
表彰式後のインタビューでJAふくしま未来の数又清市組合長は「合併10年目の年の受賞で大変光栄。組合員・利用者とJAの絆の証」と述べるとともに、「地域の住民にJAが総合事業を展開していることを広く知ってもらうことが大事」と話した。
JAあいち知多は3年連続4回目の受賞。組合員との対話を重視しLAは1人1日240分以上の時間を割き、寄り添う。推進ではなく情報提供と位置づけ組合員も気づいていないニーズを掘り起こす。伊藤勝弥専務は「情報提供を大切にしている」と話した。
JA兵庫六甲は3年連続11回目の受賞。石丸幸雄副組合長は「受賞は組合員・利用者の理解と役職員の努力の賜物」と話し、「人と人をつなぐ」協同組合として地域寄り添い「なくてはならないJA兵庫六甲をめざす」と話した。
JA共済大賞以外の表彰種類別JA数は、特別優績表彰13JA、長期基盤総合優績表彰12JA、新契約優績表彰163JA、普及活動優績表彰47JA、農業保障優績表彰27JA、連続受賞優績表彰21JAとなった。
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